ヒップホップグループのRIP SLYMEが、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY 2025』(5日15:00~)の本番前に取材に応じた。オリジナルメンバー5人での期間限定復活が話題で、25周年イヤー突入のRIP SLYMEは「ラップメドレー企画」に登場し、25周年記念スペシャルメドレーを披露。さらに、最新曲「Wacha Wacha」も披露する。

  • RIP SLYME

――5人でのパフォーマンスについて、今感じていることや手応えを教えてください。

ILMARI:(復活後)一発目のライブは、5月の「JAPAN JAM 2025」だったんですけど、そのとき(5人では)8年ぶりだったので嬉しい気持ちと、「どんな感じになるかな?」みたいな気持ちで出ていったんですけど、いいライブができたと思いつつ、ちょっとぎこちなかったところもあったかなと思いました。今はもう6回、こういうテレビ出演も含めてたくさんやらせていただいて、だいぶなじんで元に戻った感じです。

――最新曲「Wacha Wacha」、楽曲の注目ポイントについて教えてください。

FUMIYA:RIPはわりといい歳なんですけど、周りからワチャワチャしている雰囲気によく見られるので、そんなところをお祭り騒ぎのような感じに表現しています。民族のお祭りのイメージで、民族っぽい楽器も入れて、ラップもフックもサビもワチャワチャ感を出しました。日本のお祭りと世界のお祭りが混ざったイメージです。

――2000年代カルチャー再評価の機運がありますが、2001年にメジャーデビューしたRIP SLYMEの皆さんにも、2000年代を象徴する数々のヒット曲がありますね。今だからこそ聴いてほしい、楽しんでほしい当時の楽曲の魅力について教えてください。

RYO-Z:デビュー曲「STEPPER'S DELIGHT」からいきなりドラムンベースを打ち出したりしていて、ドラムンベース自体もリバイバルで盛り上がってきているので、「メジャーで、ドラムンベースをならしてデビューした僕たち、早かったでしょ?」っていうところを、ぜひ聴いてほしいですね(笑)

FUMIYA:2000年ぐらいだといろんな歌謡曲含めて、今より曲が長いと思います。今の方がずっと短いんですよ。サブスクの影響で、海外でも1分半や2分弱の曲が多いので。2000年ぐらいはかなり長く、(イントロを)聞かせたりするので、そういうところの情緒も体感してほしいですね。

――RIP SLYMEの活動に再び合流して感じられていることや、期間限定のこれからの活動で実現したいことがあれば教えてください。

SU:活動していた17年、RIP SLYMEにおんぶにだっこだったので、恩返しをしたいです。全て救われた、人生そのものなので。

PES:怪我なく健康であれということですね。

ILMARI:それぞれいいっすね(笑)。(楽曲「ONE」にちなんで)“それぞれひとつのlife”の感じで、いいですね。

――5人での活動中、楽屋など舞台裏ではどのような会話をされることが多いですか。楽曲の話などですか?

PES:答えが出ているじゃないですか(笑)(※楽屋の机の上の「UNO」に触れる)。

FUMIYA:アルバム期間だったら結構(楽曲について)話しますね。

ILMARI:レコーディングが一段落した後なので、「UNO」をやる余裕があります(笑)

――視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。

ILMARI:(5人での活動は)残り9ヶ月なんですけど、テレビだけじゃなく、ツアーやフェスで全国を回るので、RIP SLYMEに触れる機会もあるかと思います。一緒に楽しんでくれたらありがたいなと思います。

(C)日テレ