ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が23日、ABEMA独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』に出演。大谷翔平の二刀流復帰について語った。
大谷翔平が二刀流復帰した経緯を説明
大谷の投手復帰は前日に急遽発表となったが、ロバーツ監督は「当初は(翔平が)5回まで投げられるようトレーニングの計画を立てていました」「3~5回まで投げるのであれば、さらに2週間のトレーニングが必要となる計算だった」と回想。
その上で、「(翔平)本人がライブBPによる疲労が大きいので、『月曜日にライブBPをするなら、試合で投げてもいいかも』と言った」と、登板する4日前に大谷選手自らが提案をしてきたと説明し、「1イニングだけならメジャーの試合でも投げられると言ったから。(翔平)自身が試合で投げられると感じたことが電撃復帰の決め手となりました」と二刀流復帰の裏話を披露した。
また、打者で出場しながらクローザーで1イニング投げるという起用法がファンの間で話題になっていることに対し、「それはないでしょう」とキッパリ否定。そして、「試合前に準備をして、いつ投げるかを知っておくことが重要。急がせないこと、あわてないことが大事です」「クローザーは電話が鳴ったらすぐに準備をしなければなりません。今のところそれは正しい起用法ではない」と持論を述べた。
さらに、実際に大谷の二刀流を目の当たりにした感想として、「すごいと思っていました。投げ終わってすぐバッティングサークルで打撃用ギアをつけ始めるんですから」「彼が打席に立つまでの様子を感心して見ていました。ワクワクしたよ」と振り返っていた。
【編集部MEMO】
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