大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は25日、大阪・関西万博の来場者予約状況に応じて、中央線で昼間時間帯の臨時列車を運行すると発表した。7月から実施予定としており、混雑の集中が見込まれる12~14時台にかけて輸送力を強化する。
中央線は万博会場への主要アクセスルートであり、来場者が多い午前中や夕方以降の退場ラッシュに最大で2分30秒間隔のダイヤで運行する体制を整えている。しかし開幕以降、当初の想定を上回る利用があり、昼間も予約時間の「12時」に合わせた来場が増えているという。会期終盤にかけてさらなる混雑が予想されることから、今回の増発対応に踏み切った。
臨時列車の上り(夢洲方面)は弁天町~谷町四丁目間のいずれかの駅から夢洲駅まで、下り(長田方面)は夢洲~森ノ宮間で運行される。12時台の増発本数は上り6本・下り4本、13時台の増発本数は下り3本、14時台の増発本数は上り1本とのこと。