積水ハウスは8月5日、大型体験型施設「JUNOPARK(ジュノパーク)」を京都府木津川市に開業する。
同社は未来を生きる子どもたちの幸せづくりの一助となるべく、感性を重視した「キッズ・ファースト」に取り組んでいる。日本における子どもたちの幸福度は先進国の中でも特に低いといわれている。これまで次世代を担う子どもたちを中心に、住まいや環境に関するプログラムを提供してきたが、知識の向上だけではなく、体験を通じて、「自分なりの幸せをみつけるきっかけ」にしてほしいという想いから、同施設を開業するに至った。
JUNOPARKは「住(ジュウ)の体験型パーク」を親しみやすく表現したもので、楽しさやワクワク感も表現している。同施設は地上4階建て、延べ床面積約7,500㎡で、暮らしの「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を融合させた「住育エデュテイメント施設」として、従来の体験型研究施設「納得工房」をリニューアルするもの。
小学校高学年をメインターゲットとし、同社の考える「暮らしの中で育まれる6つの感性」(「自己を表現する感性」「論理的に考える感性」「多角的な視点で捉える感性」「観察・追求する感性」「モノの価値を見出す感性」「自然に共感する感性」)ごとのオリジナルプログラムや様々な展示を体験できる。その他、ライブラリーやカフェ、レストラン、ショップも備えた構成となっている。
同施設は、子どもたちが自分の「好き」や「大切」に気づき、人生を主体的につくっていく感性を育む場となることを目指している。そのため、施設開業にあたり、施設の方向性・思いを、ステートメントとして以下のようにまとめた。
なお、営業時間、休館日、入場料、予約方法などの詳細は改めて発表されるという。