JR貨物九州支社は、門司機関区で開催する有料撮影イベントの第3弾として、「EF81 303号機の夕べ in 門司機関区」を7月5日に実施すると発表した。第1部に添乗体験、第2部に夜間撮影会を行う予定となっている。
鉄道ファンに「銀釜」の愛称で親しまれ、2025年春のダイヤ改正で定期運用から退いたEF81形303号機に特化した有料イベントとして開催。第1部は16~18時に、EF81形303号機の運転台に添乗して門司機関区構内を走行する添乗体験を行う。添乗は1人1回で1つの運転台に2名が乗車し、約300mを3往復、所要時間は約20分程度を予定している。走行中、「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「あさかぜ」などのヘッドマークも取り付ける予定。順番待ちや添乗が終了した人は、指定された場所で走行中の機関車を撮影できる。
第2部が始まる前の17時50分から18時40分まで、第1部と第2部の通しチケット購入者を対象に、EF81形303号機の模擬検査撮影会と検修社員によるEF81形303号機の解説を行う。
第2部は18時40分から20時30分まで、EL検修庫内でEF81形303号機夜間撮影会を実施。撮影時は「明星・あかつき」「彗星」「なは」などのヘッドマークを取り付ける予定だという。運転台の見学時間も設けられる。
会場の門司機関区は門司駅から徒歩で約15分、小倉駅から徒歩とバスで30分。当日は門司機関区建屋入口付近で受付を行う。第1部は参加費6万円、第2部は参加費5万円、第1部と第2部の通しチケットは12万円。いずれも高校生以上を対象とし、「Peatix」にて6月20日12時30分から応募を受け付ける。各回とも先着順で、定員となり次第、受付を終了する。