日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、7月4日から3週連続で邦画ヒット作を地上波初放送。第1弾は『帰ってきた あぶない刑事』を放送する。

  • (左から)浅野温子、舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオル

『あぶない刑事』は、テレビドラマとして日本テレビ系で39年前の1986年から87年にかけて毎週日曜21時台に放送。舘ひろし演じるタカことダンディー鷹山、柴田恭兵演じるユージことセクシー大下、2人の華麗なアクションやファッション性、軽妙なセリフなど、それまでの刑事ドラマの常識を破るスタイリッシュな演出が話題となり、通称『あぶ刑事(デカ)  と呼ばれた。ロケ地の横浜が人であふれかえり撮影が中止になるなど、若者を中心に社会現象を生むヒット作となった。

さらに、翌88年から89年には、第2シリーズ『もっとあぶない刑事』が毎週金曜20時台に放送され、最高視聴率は26.4%(※世帯、ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、その人気を不動の物とした。

そんな「あぶ刑事」人気はテレビシリーズに留まることなく映画にも進出。87年に劇場版第1作『あぶない刑事』が大ヒットを記録すると、その後も『またまた』『もっとも』『リターンズ』『フォーエヴァーTHE MOVIE』『まだまだ』と続き、2016年に公開された『さらば あぶない刑事』で、惜しまれつつも『あぶ刑事』伝説のラストを飾った。

しかし、その後も復活を望む声が止まず、24年5月、8本目となる本作『帰ってきた あぶない刑事』で、前作から8年ぶりに遂に復活を遂げ、再び大ヒットを記録した。

主演はもちろん、タカ&ユージの舘ひろし と柴田恭兵。さらに、カオルこと真山薫役の浅野温子、トオルこと町田透役の仲村トオル などおなじみのメンバーが再集結した。ヒロインには土屋太鳳を迎え、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、杉本哲太と、錚々たる面々が新しいゲストとして登場する。

監督は、『あぶない刑事』の第1作のドラマシリーズ放送中の1987年に生まれた気鋭の原廣利氏。『あぶ刑事』シリーズで、監督、脚本も務めた事のある原隆仁監督を父に持ち、原隆仁監督がシナリオを書いて長崎で『あぶ刑事』のロケに向かった最中に生まれたという、まさに『あぶ刑事』の申し子ともいえる存在だ。

【編集部MEMO】
『金曜ロードショー』今後のラインナップ
6月13日『昭和平成令和みんなが踊りたい大ヒット曲! 国民投票ベスト30』
6月20日『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』※地上波初放送・本編ノーカット
6月27日『ルパン三世 カリオストロの城』※ノーカット
7月4日『帰ってきた あぶない刑事』※地上波初放送

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