アイリッジは6月10日、「スマホ決済に関する調査」の結果を発表した。調査は2025年1月28日~1月31日および2月5日~2月6日、20歳~69歳の男女8,802名を対象にインターネットで行われた。

利用しているキャッシュレス決済

  • キャッシュレス決済利用状況

利用しているキャッシュレス決済はQR・バーコード決済が最多で約70%、次いでクレジットカードが約67%となった。全体の93%がスマホ決済(QR・バーコード決済+スマホの電子マネー)を利用しており、インターネット調査ということを差し引いても相当に高い浸透率となっている。年代別に見ると、特に若年層でクレジットカードよりもQR・バーコード決済の利用割合が高い。

最も利用するスマホ決済

  • 最も利用するスマホ決済

QR・バーコード決済のなかでの利用比率は1位が「PayPay」(約46%)、2位「楽天ペイ」(約22%)、3位「d払い」(約10%)で、上位3つで全体の90%以上を占めていた。

スマホ決済で「あったらいいな」と思うサービス

  • ポイント以外でスマホ決済にあったら良いと思うサービス

ポイント以外でスマホ決済にあったら良いと思うサービスでは、20代男性の半数弱が「地域活性化」や「地域への寄付」に繋がるなどの、地元密着型の社会貢献に関心があることがわかった。「地元のスポットやお店の情報」についても男性のほうが関心が高い傾向が見られた。

「決済することで地域独自のデジタル特典やクーポンがもらえる(イベント参加、花火大会座敷料割引、商店街の割引券など)」は男女とも求める声が多かったが、女性のほうがより高い割合を示していた。

「全体的に男性のほうが決済の先にある地域との繋がりなど+αのサービスへの関心が高く、女性は地域貢献などの抽象的な価値より、今すぐ利用できる直接的なメリットを求めている様子がうかがえる」と同調査。