芸能界の「駅弁キング」を自任する高嶋政宏さん(「高」は「はしごだか」)がローカル線の列車に乗り、旅で出会った人と一緒に駅弁を食べるBSテレ東の番組『高嶋政宏のローカル線“ツレ駅弁”の旅 2』が6月10日19時から放送される。
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『高嶋政宏のローカル線“ツレ駅弁”の旅 2』はBSテレ東で6月10日19時から放送 (C)BSテレ東
番組第2弾となる今回は、熊本県の八代駅から鹿児島県の西大山駅まで、南九州を縦断する「絶景ローカル線」の旅に。肥薩おれんじ鉄道やJR指宿枕崎線などを乗り継ぎながら、高嶋さんが現地の名物駅弁を堪能する。ただ食べるだけでなく、「ツレ駅弁」のタイトル通り、旅先で出会った人に高嶋さん自ら「一緒に駅弁を食べませんか?」と声をかけ、ともに味わうところがこの番組のスタイルとなっている。
番組内で紹介される駅弁のひとつが、八代駅の「鮎屋三代」。九州駅弁グランプリを3連覇した実績を持つこの弁当は、球磨川の天然鮎の塩焼きからとっただしで炊いた炊き込みご飯に、鮎の甘露煮を丸ごと一匹のせた逸品だという。出水駅前の松栄軒が提供する「鹿児島黒豚炙り焼豚ラーメンとまかない角煮めし」も登場。「とんこつラーメンが駅弁で味わえる」という意外性が人気を集め、百貨店の駅弁大会で話題となり、事前予約限定で復活を遂げている。
鹿児島中央~指宿間を走る特急「指宿のたまて箱」の車内でしか味わえない「指宿のたまて箱弁当」も紹介。黒豚カツやカンパチなど、地元の肉と魚を盛り込んだ豪華なおかずに、工夫を凝らした6種の手まりおにぎりが彩りを添える。この駅弁も事前予約限定で、特別な旅のひとときを演出する。番組では、他にもさまざまな駅弁や駅グルメが登場。高嶋さんの軽妙なトークと、地元の人々とのふれあいが、駅弁の魅力をより一層引き立てる。
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旅先で出会った人に高嶋さん自ら声をかけ、ともに駅弁を味わう (C)BSテレ東
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絶景ローカル線を乗り継いで南九州を縦断する (C)BSテレ東
高嶋さんは今回の旅について、「出会う人、出会う人が旅の達人、車窓の達人、そんな人たちばっかりで奇跡の回になりましたね」とコメントしている。『高嶋政宏のローカル線“ツレ駅弁”の旅 2』は、6月10日19~21時にBSテレ東およびBSテレ東4Kで全国放送。ナレーションは声優・歌手の水樹奈々さんが担当。放送後に「TVer」で無料見逃し配信も予定している。