「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」(青森県十和田市)は9月1日より、驚きに満ちた毒きのこの世界に迫る「毒きのこさんぽ」を実施する。

  • 赤く枝分かれしている見た目が特徴の「カエンタケ」

毒きのこさんぽは、奥入瀬渓流の自然を熟知した渓流コンシェルジュからその生態を学び、森の中で個性豊かな姿、カタチを楽しめる体験プログラムである。今年は触ると炎症を起こすカエンタケや、猛毒を持つツキヨタケなどをイメージした「毒きのこスイーツ」が新たに登場し、毒きのこの美しく、可愛らしい姿を食でも楽しめる。

驚きに満ちた毒きのこに出合う「毒きのこさんぽ」

奥入瀬渓流はブナやイタヤカエデなどの落葉広葉樹に囲まれたきのこの宝庫で、中でも毒きのこは、色や形の多様さから奥深い魅力がある。毒きのこさんぽでは、皮膚がただれる「カエンタケ」や致死性のある「ドクツルタケ」など、発生状況に応じて渓流コンシェルジュが案内する。秋の奥入瀬ならではのミステリアスな一面に迫る、知的好奇心をくすぐる内容となっている。

実施期間は9月1日~10月7日まで、時間は13:00~15:30。料金は1名5,500円で、定員は6名。予約は公式サイトにて7日前まで受け付けている。

  • 毒きのこさんぽ

毒きのこスイーツが登場。

同プログラムでは、毒きのこをモチーフにしたスイーツを1日20食限定で提供する。カエンタケの赤色と刺激を唐辛子で表現したチョコレートや、闇夜にぼんやりと照らし出されるツキヨタケから着想を得たパート・ド・フリュイ、ドクベニダケの菌糸を模したカシスムース、内臓を破壊するほどの猛毒をもつドクツルタケの危うさを表現したホワイトチョコレート、苔の上に生えるヒナノヒガサを表現した抹茶のシフォンケーキなどが含まれる。毒きのこを想像しながらスイーツを食べ進めることで、特徴を探りながら、見て・食べて・楽しむことができる。

提供場所は西館2階 渓流-BASE、提供時間は20:30-21:30(L.O. 21:00)となる。料金は1食2,530円で、予約は不要である。

  • 「毒きのこスイーツ」(2,530円)

毒きのこガチャ

宿泊期間中に、奥入瀬渓流で見つけた毒きのこを「#毒きのこさんぽ」「#奥入瀬渓流ホテル」「#星野リゾート」をつけてInstagramに投稿し、投稿した画面をスタッフに提示すると、もれなく、毒きのこをモチーフにしたオリジナルのカプセルトイが回せる。「毒きのこガチャ」に入っているのは、奥入瀬渓流の森に生息する代表的な毒きのこをデザインした、オリジナル缶バッジやフィギュア。やかな赤色が特徴のカエンタケの缶バッジや、暗い場所でぼんやり光るツキヨタケフィギュアなど、個性豊かな毒きのこを表現したデザインとなっている。オリジナルグッズを持ち帰ることで、旅行後も自宅で毒きのこを愛でることができる。

  • 毒きのこディスカバリー