俳優の横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。6月1日放送の第21回で、二代目の大文字屋市兵衛として伊藤淳史が登場した。

  • 二代目の大文字屋市兵衛役の伊藤淳史

    二代目の大文字屋市兵衛役の伊藤淳史

江戸時代中期の吉原を舞台に、東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く本作。脚本は、『おんな城主 直虎』(17)以来、8年ぶり2度目の大河ドラマとなる森下佳子氏が手掛ける。

第19回の放送で、皆に惜しまれながら亡くなった大文字屋市兵衛。 そして、第21回で、二代目の大文字屋市兵衛が登場。初代に続いて、伊藤淳史が二代目の大文字屋市兵衛を演じる。

二代目の大文字屋市兵衛は、初代の大文字屋市兵衛亡きあと、市兵衛が起こした女郎屋を継ぐ。お抱えの売れっ子花魁・誰袖(福原遥)が、身請け先のターゲットを田沼意知(宮沢氷魚)に定めたと知るや、誰袖とともに意知のひそかな政治工作に協力する。

■伊藤淳史 コメント

二代目大文字屋市兵衛役を演じさせて頂きます、伊藤淳史です。
友人、知人に、「大文字屋、死んじゃったね、もう、出ないんだね」という連絡を沢山もらい、早く21話のオンエアを迎えてくれという思いで、2週間過ごして参りました!
ようやく、皆様にお伝えすることができました。大文字屋のオファーを初めて頂いた時点で、二代目のオファーも頂いておりました。二代目も演じさせていただけること、大変光栄に思っております。
キャラクターの変化をどのように表現するか、とても悩みました。
二代目は、視聴者の皆様が、ほっこり出来るような、また、厳しさの中にある優しさのようなものが感じられる、そんなキャラクターに出来たらと、思っております。
「初代も二代目も、ほとんど一緒じゃん」と、思わせてしまったら、大変申し訳ございません!
同一人物が、演じております。
その点に関しては、どうか、皆様の寛大な心で受け入れて頂き、まだまだ続く、蔦重の人生を、最後まで見届けて下さいますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(C)NHK