いつでも、どこでも世界中の映画やドラマを楽しめることから、今や日常に欠かせない存在となった定額制動画配信サービス。Amazonプライム・ビデオ、Disney+、Huluなど、様々なサービスがしのぎを削るなか、190カ国以上で展開し3億200万人以上(2025年1月時点)の有料会員を抱えるのが、2007年にアメリカのカリフォルニア州で設立された「Netflix」です。

日本では2015年にサービスの提供をスタートし、2024年には有料会員数が1000万人を突破。近年では世界約70カ国以上でTOP10入りした『今際の国のアリス』、5週連続グローバルTOP10入りした『地面師』など、日本のNetflixオリジナル作品が、国内のみならずグローバルで高い評価を得る事例も増えています。

そこで今回は、Netflix制作の日本オリジナル作品の中から、面白かった映画をマイナビニュース会員151人に聞きました。結果をランキング形式でご紹介します。

Netflix日本オリジナル映画ランキング

「Netflix日本オリジナル映画」で面白かった作品を、マイナビニュース会員151人に聞きました。

  • 1位:シティーハンター(31.8%)
  • 2位:新幹線大爆破(18.5%)
  • 3位:浅草キッド(13.2%)
  • 4位:彼女(6%)
  • 5位:ちひろさん(4.6%)
  • 5位:ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜(4.6%)
  • 7位:パレード(4%)
  • 8位:余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(3.3%)
  • 8位:愛なき森で叫べ(3.3%)
  • 10位:桜のような僕の恋人(2.6%)
  • 10位:クレイジークルーズ(2.6%)

1位:シティーハンター(31.8%)

見事1位に選ばれたのは、2024年の映画『シティーハンター』でした。北条司の同名漫画を原作とした同作は、抜群の射撃スキルを持ち、仕事もナンパもさらっとこなす超一流のスイーパーである冴羽獠を主人公とした物語。とある事件の捜査中に亡くなった相棒の妹に懇願され、彼の死の真相を追うことになります。

主演は福田雄一監督作『HK 変態仮面』や、NHK大河ドラマ『西郷どん』などで知られる鈴木亮平で、「日本の週間TOP10(映画)」の1位を獲得、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」でも初登場1位を記録するなど、世界各国から大きな反響がありました。

漫画の実写化は賛否が分かれることもありますが、同作はアンケートでも「原作リスペクトを感じる」「原作の良さがしっかり表現されていた」などのコメントが特に多く、視聴満足度に繋がっていることがうかがえました。また、主人公・冴羽獠を演じた鈴木亮平の演技に対しても、高い評価が寄せられています。

ユーザーコメント

  • アニメの頃から好きで面白かったから(30代男性)
  • 面白かった。原作リスペクトが高い。(40代男性)
  • 冴羽獠の再現度が高い(40代女性)
  • 見事な実写化と妥協なきこだわりが細部まで伝わってくる傑作(40代男性)
  • スマートで都会的な雰囲気があるシティーハンターの世界観が大変良かった。コミックをよく読んでいたのでオリジナル化してどのような内容や作風になるのか半分不安だったが、十分に楽しめる内容でした。カッコいいキャラクターや武器、スタイリッシュな演出にも引き寄せられました。地上波放送ではできない思い切った内容がグッド。(30代男性)

2位:新幹線大爆破(18.5%)

2位には、2025年の映画『新幹線大爆破』が選ばれました。新青森と東京を繋ぐ新幹線を舞台とした同作は、"速度が時速100kmを下回ると爆発する"という爆弾が仕掛けられた車内で、乗客を救うべく奔走する鉄道人たちの姿を描いた物語です。1975年に公開された高倉健主演の同名映画を、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督がメガホンとって新たに映画化したリブート版であり、続編としての要素も含まれています。

主演を務めた草彅剛をはじめ、細田佳央太、のん、尾野真千子、要潤などが出演。4月23日の配信スタートから話題となり、「日本の週間TOP10(映画)」は3週連続1位、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」でも3週連続でベスト10入りを果たしています。

アンケートでは、ハラハラ・ドキドキする展開や緊迫感のあるストーリーが高い評価を得ていました。また、臨場感のあるリアルな映像が楽しめることも、人気だった理由のひとつなようです。

ユーザーコメント

  • 最新の話題の作品であり、記憶に新しいので(40代女性)
  • 臨場感があってリアルな映像が見れた(40代男性)
  • ハラハラする展開が面白かったので(40代男性)
  • 緊迫感がすごい伝わってゾクゾクしたから(40代男性)
  • 迫力ある映像が楽しめるから。(40代男性)

3位:浅草キッド(13.2%))

3位には、2021年の映画『浅草キッド』がランクイン。同作は、芸人のみならず、俳優や映画監督としても活躍するビートたけし(北野武)が、"幻の浅草芸人"と呼ばれた師匠・深見千三郎や、個性溢れる仲間たちと過ごした青春時代を描いた同名自叙伝を、大泉洋、柳楽優弥のダブル主演で映画化した作品です。

監督・脚本を務めたのは、幼少期からビートたけしに憧れてきたという劇団ひとり。配信初週のNetflix人気映画TOP10で1位を飾ったほか、「2022年に最も観られた作品100選」にもランクインしました。

アンケートでは、ビートたけしの半生が魅力的に描かれていること、内容が興味深かったことなどに評価が集まりました。また、大泉洋や柳楽優弥の演技について「素晴らしかった」「見応えがあった」などのコメントが多数寄せられています。

ユーザーコメント

  • とにかく柳楽優弥の演技が素晴らしかったから。ストーリーも良かった。(30代男性)
  • 大泉洋がとても良かったからです。(40代男性)
  • たけしさんの半生、ストーリーが魅力的に描かれている(40代男性)
  • 役者の演技が素晴らしく見応えがあった(40代男性)
  • 劇団ひとりが描いたたけし像に興味があったから(40代男性)

4位:彼女(6%)

4位には、中村珍の漫画『羣青』を原作とした2021年の映画『彼女』がランクインしました。高校時代から思いを寄せていた七恵が、夫から壮絶なDVを受けていることを知り、その夫を殺害した同性愛者のレイ。同作は、罪を犯した2人が、極限の愛と憎しみの間で揺れ動きながら、宛のない旅路に出るロードムービーです。

監督は『余命1ヶ月の花嫁』などのヒット作で知られる廣木隆一。叶わぬ恋のために人を殺した女性・永澤レイを女優の水原希子、殺させた女性・篠田七恵を人気バンド「ゲスの極み乙女」のドラムスとしても知られる、さとうほなみが演じています。

ユーザーコメント

  • ストーリー展開が魅力的(40代女性)
  • 水原希子が好きだから(40代男性)

5位:ちひろさん(4.6%)

5位に選ばれたのは、Netflixとアスミック・エースが共同で製作した2023年の映画『ちひろさん』。安田弘之の同名漫画を原作とした作品で、元風俗嬢であることを隠さず、海辺の小さな街にある弁当屋でひょうひょうと働く女性・ちひろを主人公に、孤独を抱えた人たちが、彼女のもとに引き寄せられるように集まり、癒やされていく様子を描いたヒューマンドラマです。

監督は『街の上で』や『窓辺にて』などで知られる今泉力哉。老若男女を魅了する主人公・ちひろを、同作がNetflix作品初出演となった有村架純が演じたほか、2位にランクインした『新幹線大爆破』でも重要人物を演じている豊嶋花などが出演しています。

ユーザーコメント

  • ストーリーに感情移入できました(30代女性)
  • 家族の在り方を考えさせられた(30代男性)

5位:ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜(4.6%)

同じく5位には、2023年の映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』がランクインしました。同作は、Netflixにて実写化されたヒット作『今際の国のアリス』の原作者である麻生羽呂が高田康太郎(作画)と組み、2018年に連載を開始した同名漫画を原作とした実写化作品。ブラック企業に勤め死んだように生きていたアキラが、突然ゾンビで溢れかえってしまった世界で「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化し、ひとつずつ実現していく物語です。

監督は、CG技術を駆使した映像表現を得意とし、映画『シン・ゴジラ』のC班監督を任された石田雄介。主人公・アキラをドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』でブレイクした赤楚衛二、アキラと行動をともにするシズカをアイドルグループ「乃木坂46」で活躍した白石麻衣が演じています。

ユーザーコメント

  • とにかく面白かったから(40代男性)
  • ワクワクするからです(30代男性)

7位:パレード(4%)

7位には、監督・藤井道人が、大ヒットを記録した『余命10年』、『最後まで行く』に続く新作として創り上げた2024年の映画『パレード』がランクインしました。同作は、大災害の混乱で離ればなれになった息子を探す母親が、その道中で自分がすでに亡くなっていることを知り、会いたかった人を探す"パレード"に参加することになる物語です。

主人公の美奈子を演じる長澤まさみをはじめ、坂口健太郎、横浜流星、リリー・フランキーなど、日本映画を代表するキャストが集結。さらに『余命10年』から引き続き、藤井監督をタッグを組んだシンガーソングライターの野田洋次郎が、登場人物の心情に寄り添う劇伴や主題歌『なみしぐさ』を手掛けています。

ユーザーコメント

  • 長澤まさみがとても良くてストーリーも良く、神秘的な映画だった(40代男性)
  • 良くも悪くも考えさせられる内容で、とても印象に残っているから。(40代女性)

8位:余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(3.3%)

8位には、2024年の映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』がランクイン。原作は、SNSなどを中心に話題を呼んだ森田碧の同名ベストセラー小説で、余命わずか1年と宣告された少年が余命半年の少女と出会い、彼女を笑顔にしようと必死になるうちに再び人生に希望をみいだしていくという、期限付きの恋を描いたラブストーリーです。

監督は、映画『ソラニン』、『僕等がいた』などで知られる恋愛映画の名手・三木孝浩。主人公の早坂秋人をアイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉、ヒロインの早坂秋人をドラマ『舞妓さんちのまかないさん』などで知られる出口夏希が演じています。

ユーザーコメント

  • 永瀬廉くんが可愛かったから(30代女性)
  • 泣けて感動するストーリーだから(20代女性)

8位:愛なき森で叫べ(3.3%)

同じく8位には、実際にあった猟奇殺人事件にインスパイアされたサスペンススリラー『愛なき森で叫べ』(2019年)が選ばれました。仲間たちと共に自主映画を作ることになった青年・シンが、メンバーの妙子を通じて詐欺師である村田丈の存在を知り、彼を主人公にした映画を撮り始めたことをきっかけに、事態が思わぬ方向へ転がり始めます。

監督は映画『愛のむきだし』、『冷たい熱帯魚』などを手掛けた鬼才・園子温。巧みな話術で人の心を操る冷酷な詐欺師・村田丈を椎名桔平、愛知県から上京してきた青年・シンを満島真之介が演じたほか、日南響子、でんでんなどが出演しています。

ユーザーコメント

  • 1番印象に残っているから。(20代男性)
  • 感動できて、とても好きです。(30代女性)

10位:桜のような僕の恋人(2.6%)

10位には2022年の映画『桜のような僕の恋人』がランクインしました。宇山佳佑による同名ベストセラー小説を原作とした作品で、人の何十倍も早く老いていくという難病を発症してしまった美容師・美咲と、彼女に恋をしたことをきっかけに、諦めかけていたカメラマンという夢を叶えることを決意した青年・晴人が繰り広げる、切ないラブストーリーを描いています。

監督を『神様のカルテ』の深川栄洋、脚本を『君の膵臓をたべたい』の吉田智子が担当。主人公の朝倉晴人を男性アイドルグループ「Sexy Zone」の元メンバー・中島健人が、ヒロインの有明美咲をNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で一躍注目を浴びた松本穂香が演じました。

ユーザーコメント

  • 原作の感動がよみがえり瑞々しい役者で良かった。(40代男性)
  • 感動しました。(40代女性)

10位:クレイジークルーズ(2.6%)

同じく10位には、2023年の映画『クレイジークルーズ』が選ばれました。同作は、エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船「MSCベリッシマ」を舞台に、無心で客に仕えるバトラーとある目的のため客船に乗り込んできた謎の女性が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー&ロマンティックコメディです。

脚本は『Mother』、『最高の離婚』、『Woman』など、様々なヒット作を手がけている坂元裕二。バトラー・冲方優を演じた吉沢亮と、謎の女性・盤若千弦を演じた宮崎あおいがダブル主演を務めました。

ユーザーコメント

  • ストーリーが面白かったから(20代女性)
  • 出演者が豪華でよかった(30代女性)

まとめ:世界でも評価高まるNetflix発の日本映画に注目!

アンケートの結果、約3割の票を集めて『シティーハンター』が1位となりました。「原作リスペクトを感じる」というコメントが目立って多く、原作の世界観をしっかりと表現しようとしたことが視聴者にも伝わり、高い評価に繋がったことがうかがえます。また、2位の『新幹線大爆破』は映像に対するコメント、3位の『浅草キッド』にはストーリーに対するコメントが多くみられ、それぞれの特色がよく現れていました。

豪華スタッフ&キャストを揃え、アクション、パニック、ミステリー、ラブストーリーなど様々なジャンルの映画を世に送り出している日本のNetflix。2025年も続々と話題作が配信される予定なので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2025年5月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計151人
調査方法:インターネットログイン式アンケート