山本美月

――絵を描くときの題材はどのように決めているのでしょうか。

そのとき伝えたいものや相手によって変わるのかなと思います。愛犬の絵はしょっちゅう描いていますが、描くたびにどこか変わっている気がするので動物って面白いなと感じています。

――お子さんはまだ幼いと思いますが、絵はすでに描いていますか?

クーピーでよく描いています。でも、私に「描いて」と言ってきて、結果私が描いているのを見ていることが多いですね。アンパンマンやドラえもんを描いているのを見て喜んだり、私が描いた絵をぐちゃぐちゃに塗りつぶしたりしています(笑)

――親子で絵を描く時間って素敵ですね。

そうですね。でも、私が描きすぎるのもよくないとも思っていて、こちらが描いたものが正解だと思ってそれに向かうのではなく、自分だけの感性を持ってほしいなと。なので、私が描いているのを見ている状態はどうなんだろうと思いながら、どうしたらいいか模索中です。

――ご自身の経験からも絵によって育まれる感性は大事だなと感じていますか?

私も夫も絵を描くことが好きなので子供にも描いてほしいなとは思いますが、親子だからといってみんながみんな好きなことは同じではないと思うので。体を動かす方が好きだったらそこに一生懸命になるのもいいなと思ってますし、本人の好きなことをのびのびやってほしいですね。

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■山本美月
1991年7月18日生まれ、福岡県出身。2009年に雑誌『CanCam』の専属モデルとしてデビューし、2011年から俳優業を始動。主な出演作はドラマ『パーフェクトワールド』、映画『糸』『ザ・ファブル』など。4月26日に配信がスタートしたHuluオリジナル『おとなになっても』で主演を務めている。
■「Hibiya Art Park 2025 -訪れるたび、アートと出会う1ヶ月-」
さまざまな作品やプログラムを通して公園でのアート体験を楽しめるイベント。パブリックアートを中心とした第1期「Transformed Composition -組み合わせと見立てで遊ぶ-」(4月25日~5月11日)、パフォーミングアーツに焦点を当てた第2期「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」(5月17日~25日)で構成され、期間中にはフードマーケットも出店している。