近年女優としても注目を集めているタレント・丸山礼。5月5日からは主演を務めるNHKの夜ドラ『ワタシってサバサバしてるから2』(NHK総合 月~木曜22:45~23:00)がスタートする。丸山にインタビューし、活動していく上で大切にしていることや、自身に多大な影響を与えたという母親について話を聞いた。

  • 丸山礼

    丸山礼

本作は、2023年に同名の大ヒットコミックを初ドラマ化した『ワタシってサバサバしてるから』(通称“ワタサバ”)の続編。丸山演じる“自称サバサバ女”の主人公・網浜奈美が、私立の有名進学高校の教師となって大暴れ。さらに、有名婚活コンシェルジュの相談所の門をたたき、婚活パーティーでも騒動を巻き起こす。

あきれるほどにポジティブで自分ファーストの網浜を再び演じた丸山。網浜ほどの自己肯定感の高さはなかなか持てないが、自身も自己肯定感を高く保つように心がけているという。

「以前はほかのタレントさんたちと比べてしまうことがありましたが、そうではなく自分のすべてを好きでいたいなと。自分を丸ごと愛すようにしています。もちろん比べてしまうときもありますが、落ち込む度合いが少なくなりました」

そう変われたきっかけを尋ねると「すごい人たちに会いすぎて、この人にはなれないなと。バラエティも椅子が埋まってしまっているので、新しい椅子を持ってきて座るという気持ちがないと、自分の位置は確立できないと思い、人と比べるのではなく、とにかく自分を高めていくという、そこが大事だなと思うようになりました」と明かした。

自分を高めるために心がけていることを尋ねると、表現力などのスキルを磨くだけでなく、その根底として母親の教え「そわか=掃除して笑って感謝」を大切にしているという。

「母から『人生は“そわか”だよ! 掃除して笑って感謝しなさい』と言われて育ちました。部屋がぐちゃぐちゃのときは心も荒んでいるので、なるべく掃除して、笑って、感謝して。どんどん想像してなかった自分に会えていて、そういう場所に連れてきてくださっている方々への感謝も大きいです」

続けて、「私と母はそっくりなんです。声もそっくりで、YouTubeに声だけ出てもらうこともあるんですけど、似すぎています」と母について紹介。「母も人を笑わせるのが好きなので、自分が出た回の再生回数だけすごい気にしています(笑)」と明かす。