Netflix映画『新幹線大爆破』の配信が4月23日からスタート。予告映像が解禁された当初から話題を集めていた「ALFA-X」をはじめ、同作品の魅力のひとつでもある「鉄道」にフォーカスした場面写真とメイキング写真が新たに解禁された。
同作品はJR東日本の特別協力により、実際の新幹線車両・施設を使った撮影が実現。リアルな映像と最新のVFX、特撮を融合させた迫力の映像で、息もつかせぬスリルと緊張感あふれるノンストップサスペンスエンターテインメントに仕上がっている。
予告映像の解禁で話題となった「ALFA-X」は、360km/h運転をめざして開発されたJR東日本の次世代高速試験車両。今回、劇中の重要な場面で登場し、E5系「はやぶさ」と並走する貴重なシーンを収めた場面写真が解禁された。その他にも、主人公の車掌・高市(草なぎ剛)を収めたカットや、新幹線車内の客席の様子など公開しており、「どの場面写真も、目を凝らして隅々まで見たくなるものばかり」だという。
この作品でリアルな映像を収められた理由として、JR東日本による特別協力があったからと説明している。撮影のため、「はやぶさ60号」を実際に貸し切り、臨時列車として特別ダイヤで走らせ、上野~新青森間を計7往復した。新青森駅、盛岡駅、八戸駅をはじめ、盛岡新幹線車両センターでのロケも敢行している。車掌の高市らが「はやぶさ60号」に乗車するまでの撮影は、早朝から昼すぎにかけてホームを貸切にして実施。八戸駅や盛岡駅での撮影に合わせ、実際の支社の関係者も出演者として参加している。
撮影は入念な下準備の下、2024年2月からスタート。「鉄道人」を演じた草なぎ剛さん、細田佳央太さん、のんさんは、撮影前に東京新幹線車両センターを訪れ、実際の業務や装置について一から学び、細かな所作から精神の部分においても「鉄道人」として、徹底的に「本物」へ近づく準備を行ったという。撮影現場でも、乗客優先の行動、点字ブロックへの配慮など、実際の鉄道現場での意識や精神を徹底的に刷り込んだ上で撮影が行われた。
「JR東日本特別協力」により、「鉄道を舞台にした作品の中で一番といっても過言ではない」ほどのリアルな映像となり、そこで起こる事件も緊張感があふれ、引き込まれるものになったといえる。Netflix映画『新幹線大爆破』は現在、世界独占配信中とのこと。