イマジカインフォスは、『薬屋のひとりごと』(著者:⽇向夏・イラスト:しのとうこ/ヒーロー⽂庫)の最新16巻を5月30日に発売する。
『薬屋のひとりごと』は2014年にヒーロー文庫から刊行されて以降、徐々に巻を重ね、シリーズ累計4000万部を突破。薬師の少女・猫猫(マオマオ)が、薬や毒などの知識を駆使して後宮に起こる事件を解決していくというストーリー。現在テレビアニメ第2期が放送中だ。
16巻と同日発売される『薬屋のひとりごと16 アニメ第1期シナリオ集付き限定特装版』(4,840円)は、現在、全国書店、ネット書店、各電子書籍ストアにて予約受付中。
【薬屋のひとりごと 第16巻あらすじ】
皇帝の手術を無事に終えてから半月、季節も冬へと近づいていた。術後の治療を上級医官に替わってもらったおかげで、猫猫の日常は忙しくも平常運転へと戻っていた。そんなある日、老医官に届いた文を読んだ妤の顔色が変わった。「怖いことになるかもしれない」。その文には水膨れができた患者が増えていると書かれていたのだ。嫌な予感がする猫猫だったが、その心配は当たってしまった。「疱瘡の発生」。感染力、致死率が高く、顔や身体に痕が残りやすく恐れられている流行り病だ。特効薬はなく、猫猫でも今から見つけることは不可能だろう。感染が広まれば村一つが閉鎖することもあるという。そんな絶望的な状況に一筋の光を放ったのは-----。
(c)日向夏/イマジカインフォス イラスト:しのとうこ