ソフトバンクは14日、JRグループ各社とその関連企業へ提供していた「JR電話サービス」について、サービス設備老朽化にともない2026年4月1日をもって新規受付を停止し、2027年3月31日をもってサービスを終了する予定と発表した。
「JR電話サービス」は、JRグループ各社とその関連企業に提供しているソフトバンクの電話サービス。通信回数、距離、時間等に関係なく、毎月定額で利用でき、料金は「JR電話料金3,580円(税抜)+専用線料金(お客さま宅内までのアクセス回線です)」とのこと。
相手先の局番号3ケタと加入者番号4ケタ、計7ケタをダイヤルするだけで全国どこからでもかけられ、同一局番内なら相手先の加入者番号4ケタをダイヤルするだけでつながるという。JRグループ各社と関連会社の隅々までJR電話が設置されているため、相手先の担当部署にすばやくコールでき、綿密な打ち合わせや早急な連絡が必要なときに効果を発揮するとしている。
しかし、ソフトバンクはサービス設備老朽化を理由に、「JR電話サービス」の新規受付を停止し、一定期間経過後、サービスを終了することとした。新規受付停止日は2026年4月1日、サービス終了日(予定)は2027年3月31日とされ、「当該期間までのお客さまご希望の時期に、解約手続きを承ります」と説明している。「JR電話サービス」終了にともない、トランスネットが提供している「JR携帯電話サービス」(従量制・定量制)も終了となる。
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