大河ドラマとの関わりは深く、3作目の『太閤記』(1965)で初出演し、『天と地と』(1969)、『元禄太平記』(1975)、『草燃える』(1979)で主演。『べらぼう』は14年ぶり10作目の出演となり、白黒映像からカラーに変わり、撮り方も変わっていくなど、技術の進歩を目の当たりにしてきた。
また、大河ドラマは自身にとって学びの場でもあるという。
「1年以上やるのは大変ですが、長く演じないといけないとなると、『そういう芝居は年を取ったときにとっておいたほうがいい』とか『目線の高さが少しずつ変わったほうがいい』とか、芝居のやり方や相手役との間の取り方など、ずいぶん教わりました。長いことやるので留学したみたいな気持ちで、留学して“大河学校”でお勉強して帰ってくるような感じでした」
また、歴史上の人物を演じられるという点でも大河ドラマはやりがいが大きいようで、今後についても「歴史上の人物を演じてみたい」と意欲。「今回、あまり映画などで取り上げられていない人物を演じることができてうれしくて、これはやりがいがあるなと。そういう人にスポットライトを当てるときに演じてみたいなと思います」と話していた。
■石坂浩二
1941年6月20日生まれ、東京都出身。慶應大学在学中の1962年にTBS『七人の刑事』でデビューし、大学卒業後に劇団四季に入団。TBS『ありがとう』シリーズ(70、72~75)や、主演を務めたNHKの大河ドラマ3作品『天と地と』(69)、『元禄太平記』(75)、『草燃える』(79)など、テレビドラマで人気を得る。1976年に映画『犬神家の一族』の金田一耕助役で主演を務め、その後シリーズ化され原作ファンにも絶大な支持を受ける。博学で司会者、クイズ番組の解説者としても活躍。2009年NHK放送文化賞を受賞。近年の主な出演作は、テレビ朝日『相棒』シリーズ、TBS『ブラックペアン シーズン2』(24)、映画『変な家』(24)、『海の沈黙』(24)など。
1941年6月20日生まれ、東京都出身。慶應大学在学中の1962年にTBS『七人の刑事』でデビューし、大学卒業後に劇団四季に入団。TBS『ありがとう』シリーズ(70、72~75)や、主演を務めたNHKの大河ドラマ3作品『天と地と』(69)、『元禄太平記』(75)、『草燃える』(79)など、テレビドラマで人気を得る。1976年に映画『犬神家の一族』の金田一耕助役で主演を務め、その後シリーズ化され原作ファンにも絶大な支持を受ける。博学で司会者、クイズ番組の解説者としても活躍。2009年NHK放送文化賞を受賞。近年の主な出演作は、テレビ朝日『相棒』シリーズ、TBS『ブラックペアン シーズン2』(24)、映画『変な家』(24)、『海の沈黙』(24)など。
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