東京から北東約100kmに位置する栃木県益子町(ましこまち)は、陶器の産地として海外にもその名を知られる、里山の豊かな自然と先人たちから受け継ぎ磨かれてきた文化が自慢のまち。

春秋開催の益子陶器市、夏は祇園祭や広大なひまわり畑、冬は甘いいちご狩りなど、一年中楽しみがあるのも魅力の一つです。

今回紹介するのは、そんな益子町の代表的なイベント「益子陶器市」。111回を迎える本イベントは、陶器だけでなく、地元の農産物や特産品も販売され、毎年春と秋を合わせて約60万人が訪れる大規模なイベントです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベント「第111回 2025春 益子陶器市」の詳細とふるさと納税返礼品を紹介していきます。

つい何度も訪れてしまう! 「益子陶器市」について

・イベント名:第111回 2025春 益子陶器市
・開催日時:2025年4月29日~5月6日
・開催場所:栃木県益子町
・アクセス:【車】東北自動車道「栃木都賀JCT」→北関東自動車道「真岡IC」→国道294号線、または121号線で益子まで/常磐自動車道「友部JCT」→北関東自動車道「桜川筑西IC」→県道41号線で益子まで
【公共交通機関】東北新幹線、宇都宮線(または宇都宮線直通湘南新宿ライン)「小山駅」→水戸線「下館駅」まで約26分→真岡鐵道「益子駅」まで約45分/つくばエクスプレス「守谷駅」→関東鉄道常総線「下館駅」まで約62分→真岡鐵道「益子駅」まで約45分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

1966年にスタートし、徐々にエリアを広げ、陶器以外にもさまざまな素材の作品や飲食ブースも増えていき、今ではまちの一大イベントにまで成長した「益子陶器市」。

益子町内各所(城内坂・サヤド地区中心)に約50の店舗と約600のテントが設置され、新進の作家や著名なアーティスト、窯元の職人たちと直接会話しながら、作品を選ぶ喜びを味わえます。

伝統的な益子焼きをはじめ、日常使いのカップや皿、美術品に至るまで、多岐にわたる作品を楽しむことができます。その多様性と豊富な選択肢から、選びきれないほどの陶器に囲まれ、つい何度も訪れてしまう魅力たっぷりのイベントです。

また、グルメスポットでは地元の農産物や特産品も販売され、まちの魅力を存分に楽しむことができます。

担当者によると「何年も通い続けてくださるファンの存在もさることながら、近年の客層は若い方も増え、小さなお子様連れの方もいらっしゃるようになりました」とのこと。

益子町のふるさと納税返礼品について

今回紹介した「益子陶器市」で楽しめる益子焼最大の窯元「つかもと」からオリジナルブランド「くく」シリーズの「コーヒーカップ&ソーサーペアセット」と、本イベントの期間中に「益子 もえぎ 城内坂店 陶人のタブル」という会場で個展を行うわかさま陶芸の「猫のフードボウル」を紹介します。どちらも益子町のなかで人気を誇る返礼品なのだそう。

益子焼「くく」コーヒーカップ&ソーサーペアセット

・提供事業者:株式会社つかもと
・栃木県芳賀郡益子町益子4264
・内容量:コーヒーカップ(直径約8.5cm、高さ約6.4cm、約150cc)、ソーサー(直径約15.6cm×高さ約2.6cm) 各2個
・寄附金額:1万5,000円

益子の伝統釉(ゆう)をベースとした、オリジナルブランドの益子焼「くく」シリーズの柚子肌黒と青磁を合わせたペアセットです。シンプルで使いやすいコーヒーカップと、取り皿やデザート皿にも使えるソーサーがオリジナルの包装紙で包装されて届くので、贈答用にもおすすめなのだとか。

【益子焼】猫のフードボウル わかさま陶芸

・提供事業者:わかさま陶芸
・内容量:ネコ用フードボウル 1個(Φ12cm×H12.5cm 360g)
・寄附金額:1万円

伝統工芸品「益子焼」で作られた、猫・小型犬用のフードボウルです。安心安全な日本製で、電子レンジや食器洗浄機の使用も可能とのこと。


今回は栃木県益子町のイベント「第111回 2025春 益子陶器市」と、人気の返礼品を紹介しました。まち自慢の伝統工芸「益子焼」を、作家さんや窯元の職人さんとお話をしながら手に取ることができるイベントです。まちの特産品やグルメを楽しめるのもうれしいポイント。気になった人はぜひ一度チェックしてみてくださいね。