今田美桜、朝ドラでの全力疾走で走るのが速く!「世界陸上までにもっと速くなれたら」

TBS世界陸上アンバサダーに就任した女優の今田美桜にインタビュー。オファーを受けたときの心境や、陸上やスポーツとの関わりについて話を聞いた。

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  今田美桜　撮影:蔦野裕

TBSでは9月13日から21日の9日間かけて開催される「東京2025世界陸上」を放送する。世界陸上が東京で開催されるのは、1991年以来、34年ぶり。そんな同大会を盛り上げるべく、TBS世界陸上アンバサダーに今田美桜が就任した。東京2025世界陸上スペシャルアンバサダーを務める織田裕二とともに大会の熱気を届ける。

スポーツ中継のアンバサダーを務めるのは今回が初めてとなる今田は、「すごくびっくりしました」とオファーに驚いたと言い、「『なんで私に?』と思いましたが、私なりに頑張って明るく盛り上げていけたら。世界陸上といえば織田さんのイメージが強いですが、私と同世代の方やもっと若い方々、そして女性にも陸上をもっと好きになってもらえたらいいなと思っています」と意気込む。

中学時代に陸上部に所属しており、「走るのは好きです」とのこと。

「小学生のときにミニバスをやっていて、そこから走ることが好きになって。陸上部に入ったのは、ちょうど塾に通い始めた頃で、並行してできるなと思ったのと、親友も一緒だったというのもありましたが、陸上部きっかけでもっと走ることが好きになりました」

運動神経は「普通です」と謙遜するも、「運動会ではリレーの選手でした」とかなり良いようだ。

3月31日にスタートしたNHKの連続テレビ小説『あんぱん』で主演を務める今田。演じる朝田のぶは走るのが速い女の子で、走るシーンが多数登場するという。

下駄での全力疾走に難しさを感じつつも、転ぶなどハプニングはないそうで、「今のところ無事に走れています」とにっこり。また、走るシーンを重ねて「足が速くなってきています」と言い、「世界陸上までにもっと速くなれたらいいなと。私が走ることはないと思いますけど」と笑った。

高校時代には家の近くの公園をよく走っていたそうで、今はピラティスに通っているという。 「頻度はバラバラですが4～5年通っていて、すごく変わりました。レッスンは1時間なんですけど、やる前とやった後だと可動域が変わり、姿勢もよくなったりして、おすすめです。あと、集中してやるのでほかのことを考えずに済んで、リフレッシュにもなります」

スポーツ鑑賞については「これと決まった競技はないですが、大きな大会は盛り上がって見たくなります」と述べ、「普段は視聴者として見る側だったのが、今回はお届けする側になるということで、また違った目線で楽しめることもあると思いますし、自分がテレビの前で見ていた感動をお伝えできることもうれしいです」と声を弾ませる。

今回のアンバサダー就任を機に、スポーツに関して挑戦してみたいことがあるか尋ねると、「せっかく世界陸上という大きな大会に携わらせてもらえるので、陸上のことを詳しくなりたいですし、今まで知らなかったこともたくさん知識として増えると思うので、より陸上のことが好きになれたらいいなと思います」と話していた。