トライズは4月2日、英語学習法「シャドーイング」の認知度およびその効果に関する調査の結果を発表した。同調査は、2025年3月19日~24日の間、15歳~59歳までの公務員・会社経営・役員・会社員・学生・専業主婦・主夫・自営業・パート・アルバイト1066人に対し、インターネットで実施したもの。

  • 「シャドーイング」の認知度

はじめに、英語学習の方法「シャドーイング」を知っているか聞いたところ、約4割が「知っている」と回答し、その中でも7割以上が、実際にシャドーイングを学習した経験があることが判明した。

  • シャドーイング学習はどのような方法でしたか

シャドーイングの学習法を経験したことのある332人に対し、勉強方法について尋ねると、「動画プラットフォーム(YouTube、Netflix、Amazon Primeなど)」(44.3%)が最も多い結果に。

次いで「オーディオ教材(Audible、Podcastなど)」(40.1%)、「学習アプリ」(34.9%)が利用されており、いずれもスマートフォンやタブレット端末を活用した手軽な学習方法が主流であることがわかった。

  • 1日あたり平均でどのくらいの時間、シャドーイング学習をしたか

1日あたり平均でどのくらいの時間、シャドーイング学習をしたかを尋ねると、約4割が「15~30分未満」の学習時間で取り組んでいることがわかった。

  • 学習の継続期間

また、継続して学習した315人のうち、約7割は6カ月未満続けて学習をした(している)と回答した。

  • シャドーイング学習をして、英語力の向上など効果はあったか

学習経験者332人のうち、7割以上が「シャドーイング学習は効果があった」と回答。スキマ時間を活用しながらも、確かな学習効果を実感できる学習法であることが明らかに。

  • 学習期間とその効果実感

学習期間とその効果実感については、「3カ月~6カ月未満」「6カ月~9カ月未満」「9カ月~12カ月未満」で効果がなかったと回答した人が0人だったことから、最低でも4カ月以上学習を継続することで、より効果を実感しやすくなるなることがわかったという。