俳優の北村有起哉が、4日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月～金曜13:00～)に出演する。
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北村有起哉 ＝テレビ朝日提供
NHK連続テレビ小説『おむすび』で主人公の父親役を演じた北村。ドラマで自分の父親役だった松平健は、小さい頃に祖父と観ていた時代劇の将軍で撮影の合間も将軍の立ち姿で圧倒的な存在感だったという。
北村のデビューは巨匠・今村昌平監督の映画。新人の勉強として早く現場に入るとこれ幸いに製作スタッフから重宝がられ、来る日も来る日も現場の手伝い。中でも一番難儀したのはセミ取りだそうで、鳴き声がうるさいから取って来い、と言われ入った夏山は手づかみで取れるほどのセミの量で真っ黒に日焼けしながら駆けずり回った苦い思い出があると語る。実は現場修業の事は「新人なのでしごいてくれ」と監督から現場にお達しがあったからだったそうで、自分の出番の際には、ほとんどのスタッフから「役者だったんだ」と驚かれたと振り返る。
北村の父は黒柳と仲が良かった俳優・北村和夫さん。『徹子の部屋』に出演した当時映像を見ながら貴重な父とのエピソードも語る。
