俳優の伊藤沙莉が5日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。女性2人組YouTuber・平成フラミンゴの“名言”について語った。

  • 伊藤沙莉

平成フラミンゴは「なんで私と同じ思考してるんだろう?」

この日の放送では、13歳のお悩みを紹介。最近、恋人ができたという相談者は、「恋人は他人との距離が近く、どうしても嫉妬してしまう」と明かし、「そんなときはどうすればいいのか。慣れることができない僕はダメな人間なのか」と吐露。すると、伊藤は、よく視聴しているという平成フラミンゴを挙げ、「なんで私と同じ思考してるんだろう? っていうぐらい、私が最近考えてたことばっか話す」と説明しつつ、「2人で言ってたんだけど、“なんでそこが好きになったのに、直したくなっちゃうんだろうね”みたいな」と平成フラミンゴの言葉を紹介した。

「例えば、“優しくて好き”って思ってた人が、誰にでも優しいとか」「元々は、距離の近さにドキッとしてたのに、自分のものって思っちゃうと違うなって思ったり」と続けた伊藤。交際した途端、相手の好きなところが逆に気になってしまうと語り、「それはお互いに自分の特性や思考があって。思うのは自由じゃん」と相談者を肯定。松岡茉優も、「ダメな人間ってことでは絶対にない。嫌なもんはイヤだ」と共感しながら、「13歳に腹割って話せってどうかと思うけど……。ちょっとイヤかもって。(相手も)もしかしたら、ここイヤかもってあるかもしれない」と語りかけた。

正直に今の気持ちを伝えることを勧めた伊藤と松岡。伊藤は、「“言わなきゃわかんないよ!”みたいな、よくあるけどさ。マジでそうだと思うよ」と話し、「せっかく特別な一人になったわけじゃん。そしたら、どっかで水準を合わせなきゃダメ」とアドバイス。松岡も、「そこに答えがなくていい。何か決定しなきゃいけないわけじゃない」とフォローしつつ、「ダメな人間かな? って思っちゃってるってことは、思ったより傷ついてるはずだから。そこは話してもいいかもね。“ごめん気づかなかった”なのか、“確かにそうかも”なのか、相手の反応はわかんないけど、話し合ってみるのはいいね」と背中を押していた。

【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。