俳優の松岡茉優と伊藤沙莉が5日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。人気ドラマシリーズ『3年B組金八先生』(TBS系)のオーディション秘話を打ち明けた。
金八先生の授業だけは受けたかった
同ドラマのオーディションを同時期に受けたという松岡と伊藤。書類審査は通過したものの、一次審査で落選してしまったという松岡は、「二次審査に行くと、心の授業というか、こういう考え方みたいなのがあったらしい」と話し、「うらやましいよ。本当にやりたかった」と悔しげ。同じく一次審査で落選したという伊藤も、「わかる。金八先生の授業だけはマジで受けたかった」と共感しながら、「観てると、みんな本気で泣いてるじゃん? 本気の泣きをやってみたかった」としみじみつぶやいた。
また、子役タレントの憧れでもある『天才てれびくん』(NHK Eテレ)の話題も。伊藤が、「『金八先生』と『天才てれびくん』は、個性を豊かにしなくちゃいけないの」と明かすと、松岡も、「特技が必要。濃いめの。バイオリンとか」と告白。伊藤は子役時代、同番組のオーディションで落選した際、「個性がない」と指摘されたそうで、「こんな個性しかない女。ビックリだよ(笑)。いそうじゃない? “ここまで~!”とかやってそうじゃん。歌だってカラオケ程度には歌えるし」と苦笑いで振り返っていた。
一方、『おはスタ』(テレビ東京系)に“おはガール”として出演し、「『おはスタ』は本当に私の母校」だと語った松岡。しかし、自身の子役時代の経験から、「子役にはしたくないよね。もし自分が子宝に恵まれたら……」と心の内をぶっちゃけ、伊藤も、「絶対にイヤ。死ぬほど空気読む子になるよ。顔色とかさ」と同調。最近の子役タレントは、「昔と違う」とも明かし、松岡は、「なんか元気にタメ口だし。こうでいいんだよ! って思うよね。楽しそう」と感心していた。
【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。