ロックバンド・flumpoolの山村隆太が、ドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(4月10日スタート、カンテレ:毎週木曜24:15~/フジテレビ:同26:15~ ※FOD配信)に出演する。

  • 『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』ポスタービジュアル

このドラマは、偏差値78超の天才高校生・仲野茜(五百城茉央)が、ある殺人事件の犯人と思われる青年・黒川悠と出会い、学校で小さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて日本を震撼させる連続殺人事件に発展してしまうストーリー。

山村が演じるのは、この黒川。茜が心ひかれてやまない人物で、東大進学率No.1の進学校・清爛学園のすぐ近くにある電気店・折下電気商会の店員として、蛍光灯や電気関係の部品交換のため学園に出入りしている。出会うはずのない茜と黒川が学園で出会い、茜はまだ見ぬ“犯罪の世界”にひかれていく。

山村は「黒川悠を演じるにあたり、人と人が生きる上での避けられない煩わしさや痛みと向き合いました。黒川の心を理解しようとする時間は、月を追いかけるような、近づくほど遠ざかるような感覚の日々でした。しかし、それこそが人と共に生きることの苦しみと歓びなのだと思います。このドラマを見てくれる方の日々の葛藤や矛盾に、小さな風穴を開けられるような黒川を演じられたらと思っています」とコメントしている。

また、ポスタービジュアルも公開。教室の中心に立っている茜が目の前を行き交う生徒には目もくれず、横切る黒川に心をひかれ、興味関心を抱きながら、「世間」に対して反抗的な表情を浮かべているような姿が心に残るビジュアルとなっている。

デザインした岡田和朗氏は、ポスターに「犯罪者のボーダー」という題名を与えた。キャッチコピー「わたし、まだ引き返せ××」やデザインに込めた思いに関しては、「生きる意味を見出せずに、世の中を俯瞰している茜と、そこに偶然出会ってしまった黒川。2人が抱いている社会への絶望感を表すと同時に、犯罪に手を染めていく人間と、社会を流れるように生きる人間たちとの絶対的な隔たりを表現しました。孤高ながらも、強い意志を持つ2人のカリスマ性を、ダークで静的な世界観でつくりあげました」と語っている。