アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が、カンテレ・フジテレビで4月にスタートするドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(毎週木曜深夜放送予定、FOD配信)に主演することが14日、発表された。五百城は、今作が地上波連続ドラマ初出演となる。

  • 五百城茉央

五百城が演じるのは、偏差値78、東大進学率No.1の進学校・清爛学園で、創立以来初の入試全教科満点で入学した、天才高校生・仲野茜。頭が良すぎるせいで“世の中がつまらない”と退屈し、生きる意味を見いだせないでいたが、街で起こったある殺人事件と、その犯人と思われる青年・黒川悠との出会いをきっかけに、まだ見ぬ世界“犯罪の世界”にひかれて、学校で小さな事件を起こし始める。

同級生たちは犯人を見つけようと推理していくが、見当違いの推理ばかりで事件解決の糸口を見つけ出せないでいた。そんな様子を見ていた茜は、「捕まりたくないけど、誰かに気づいてほしい」という思いで、自らクラスメイトたちにリードを残しながら謎を仕掛けていくが、やがて学校内で本当の殺人事件が発生。さらにそこから、日本を震撼させる未曽有の連続殺人事件へと発展。事件の全貌にたどり着いた時、そこには誰も予想もしなかった衝撃の結末が…。

コメディーの舞台を企画・作演出しながら、『アンラッキーガール!』(読売テレビ)、『推しの王子様』(フジテレビ)など、多様なジャンルを手掛ける脚本家・伊達さんによる完全オリジナル作品。

監督は、ドラマ『Qrosの女 スクープという名の狂気』(テレビ東京)、『スイートモラトリアム』(TBS)などの作品を多数手がけている頃安祐良が務め、ドラマ『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS)、映画『私立探偵 濵マイク』『鮫肌男と桃尻女』『バッファロー’66』など、1990年代末から2000年代初頭の民放ドラマやミニシアター映画が高いカルチャーとして受け入れられていた当時を想起させる、スタイリッシュな演出で、「映像界のY2K作品に仕上げていく」という。

五百城は「この度、連続ドラマに出演することになりました。ずっと挑戦したいと思っていたドラマに出演できることにすごく喜びを感じると共に、不安も沢山あります。でもこの作品に真剣に向き合い、皆様から良いドラマだったと思っていただけるよう精一杯頑張ります。ミステリー要素もある作品なので、ぜひ考察などをして楽しんでご覧いただけたらうれしいです! よろしくお願いします」とコメントしている。

【編集部MEMO】
五百城茉央は、23年1月にカンテレの番組でナレーションを務めた際、マイナビニュースの取材で今後挑戦してみたい仕事について、「先輩のお芝居を見て自分もやってみたいと思うようになりました」と語っていた。

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