日本テレビの4月改編説明会が4日に行われ、日曜21時でスタートする新バラエティ番組『Golden SixTONES』の宮崎慶洋プロデューサーが見どころなどを語った。
23年続いた『行列のできる相談所』(スタート時『行列のできる法律相談所』)の枠でスタートするこの新番組は、昨年9月22日と今年の元日に放送した『Game of SixTONES』が、タイトルを新たにレギュラー化されるもの。宮崎氏は「総合的な王道のスタジオバラエティを作っていきたい」と方針を語る。
また、「この番組の一番の売りは、SixTONESの魅力でもあるスタジオの温度感を一気に上げる熱量、空気感です」と説明。「プリングルズのお菓子の筒の中に金属バットが入るかどうかとか、身の回りの些細なものを使った◯×クイズですら彼らは大盛り上がりするんです。仲の良い男子校ノリのような、彼らの楽しそうな空気感が勝負になってくるかなと思っております」とした。
今回のレギュラー化を伝えた際のSixTONESメンバーの反応は、「めちゃくちゃ緊張しますわ~」「ヤバいですね」と口にしていたものの、宮崎氏は「口元が緩んでるというか、目元がニコニコしてるというか、ちょっと食えない感じ、何かやらかしそうだな」と感じ取ったのだそう。
今週大物ゲストを迎えて初回収録を行ったが、「サイズがぴったりハマるかのクイズとか、ゲストが大好きな焼肉のタレだけをメンバーがそれぞれ作ってゲストに食べさせる企画とか、ちょっと尖った企画でもガンガン勝負していこうと思っています」と意気込んだ。
江成真二総合編成センター部長は、激戦区の時間帯にこの番組を編成することについて、「SixTONESの皆さんのバラエティ面の能力の高さに期待しています」と説明。さらに、「『行列』という番組は現在も結果を残してくれている番組ではあるのですが、ここから10年、20年、日本テレビの未来を背負って立ってくれる彼らに枠を託そうと思いまして、強いところにあえて置かせていただきました」とした。
ちなみに、『行列』は『24時間テレビ』の直後にメイン会場から生放送するのが恒例になっていたが、『Golden SixTONES』に関しては「現在のところ『24時間テレビ』も含めてまだお話できることはないです」(江成部長)としている。