タレントのホラン千秋が23日、YouTubeチャンネル『太田上田【公式】』にゲスト出演。人生の挫折を味わったという“同級生女優”の存在を明かした。
“異次元感”に触れて実感「これが選ばれた人なんだ」
幼少期に芸能活動をスタートさせたホランは、「歌手になりたくてなれなくて。役者になりたくてなれなくて。なれなかった側の人間なんです」と苦笑しながら、「どうしてもテレビで働きたいと思ったので、アナウンサー試験だけじゃなく、制作も受けた」と就職活動を回顧。しかし、結果は「全部落ちた」とぶっちゃけ、「今いる事務所で頑張れっていうことなのかな? と思って、今の事務所で芝居をしていた」というが、「業界的にバーターで呼んでいただくということになったときに、芝居じゃ限界があるのかな? って思ったんですよ」と20代の苦い思い出を打ち明けた。
続けて、ホランは、「本当に挫折なんですけど……」と前置きしながら、高校時代のエピソードを披露。「同級生というか。同じ事務所に吉高由里子ちゃんがいた」そうで、「レッスンをすると、吉高さんの異次元感に触れちゃって。“あっ、これが選ばれた人なんだ”と。“私は同じ世界にはいられない人間なんだ”って思っちゃったんです」と述懐。「(セリフの)言い方というか、場の支配感。彼女のためにある役なんじゃないかなって思うくらい、30分ぐらいでその役を自分の物にする力がすごかった。普通の人じゃ思いつかないような芝居をする」と天性の演技力を称賛しつつ、「私はホント普通。圧倒的な才能の差みたいなのに触れちゃって……」と吐露していた。
また、今年3月をもって、約8年にわたってキャスターを務めたTBS系『Nスタ』を卒業するホラン。これまでフリーキャスターとして活動の場を広げてきたが、「お芝居だけじゃなく、ラジオも好きだったから。ラジオやテレビで何かを伝える仕事だったら、興味を持ってできるかもしれない。そのほうが可能性があるんじゃないかと思って」とその理由を告白。「何が好きなのかを考えたときに、何かを伝える仕事が好きなんだ」と考え、役者以外のオーディションを受け始めたところ、トントン拍子に仕事が決まり、「単純なので“こっちかも!”みたいなところから、今があるって感じですね」と自身の半生を振り返っていた。
視聴者からは、「そんな挫折があったとは…」「吉高さんって凄いんだね」「テレビ局はやっぱり狭き門やなぁ」「こんな道もあるんだと示した先駆者だと思います」「謙虚さと反骨心がすごいかっこいい」など、さまざまな反響が寄せられている。
【編集部MEMO】
爆笑問題・太田光、くりぃむしちゅー・上田晋也による中京テレビのバラエティ番組『太田上田』(毎週火曜24:59~)。公式YouTubeチャンネルでは、未公開シーンやこれまでのトークのダイジェストが公開されている。