JR東日本は、5月の大型連休後(5月12~30日乗車分)を対象に、期間限定の割引商品を発売すると発表した。JR東日本・JR北海道の新幹線を対象とする「新幹線eチケット(トクだ値スペシャル21)」、JR東日本の在来線特急列車の特急料金を対象とする「在来線チケットレス特急券(トク割)」、在来線特急列車を対象とする「特急トクだ値スペシャル21」の3商品で通常価格の50%割引となる。
「新幹線eチケット(トクだ値スペシャル21)」は、東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の普通車指定席を対象とした商品。例として東京~新函館北斗間は通常2万3,560円から1万1,770円、東京~新青森間は通常1万7,470円から8,730円、東京~盛岡間は通常1万4,290円から7,140円となる。東京~山形間は通常1万1,250円から5,610円、東京~新潟間は通常1万560円から5,280円、東京~長野間は通常8,140円から4,060円に。利用期間は5月12日から5月30日(乗車分)まで。乗車日1カ月前10時から21日前の23時50分まで販売される。
「在来線チケットレス特急券(トク割)」は、JR東日本の在来線特急列車において特急料金が半額となる商品で、乗車券が別途必要。中央本線経由の特急「あずさ」、常磐線経由の特急「ひたち」、東海道線経由の特急「踊り子」、吾妻線経由の特急「草津・四万」、房総方面の特急「わかしお」「しおさい」、奥羽本線の特急「つがる」「スーパーつがる」が対象となる。
例として、新宿~松本間の「あずさ」特急料金は通常2,550円から1,270円、上野~いわき間の「ひたち」特急料金も同じく通常2,550円から1,270円、東京~熱海間の「踊り子」特急料金は通常1,580円から790円となる。利用期間は5月12日から5月30日(乗車分)まで。乗車日1カ月前の10時から列車出発時刻まで販売される。
「特急トクだ値スペシャル21」は、東武直通特急「スペーシア日光」「きぬがわ」、羽越本線経由の特急「いなほ」、信越本線経由の特急「しらゆき」が対象で、乗車券と指定席特急券がセットに。新宿~東武日光間の「スペーシア日光」は通常4,090円から2,040円、新潟~酒田間の「いなほ」は通常5,370円から2,680円、新潟駅から上越妙高駅まで「しらゆき」は通常5,320円から2,650円となる(利用期間と発売期間は「新幹線eチケット(トクだ値スペシャル21)」と同じ)。
いずれの商品も列車や席数、区間を限定しており、「えきねっと」会員限定で販売される。