2月12日に約5年ぶり自身3冊目の写真集『ヨーダ』(光文社)を発売した乃木坂46の与田祐希。念願だったオーストラリアでのロケや大好きな動物たちとの撮影など「好きなことを好きなようにやらせてもらった」と話す与田だが、乃木坂46として最後の写真集となる今作の撮影に“期待感”と“緊張感”を持って臨んだという。
インタビューでは、これまでで最も制作にも携わったという今作の撮影を振り返ってもらったほか、自身の“集大成”ともなる今作にかけた思い、大ヒットを記録した2nd写真集撮影時にはなかったという“意識”について語った。
念願のオーストラリアでロケが実現「好きなことを好きなように」
――約5年ぶり3冊目の写真集『ヨーダ』が発売されます(取材は発売前)。久しぶりの写真集だと思いますが、発売が決まった時の率直な心境からお聞かせください。
楽しみという気持ちが一番でした。今までの写真集の撮影もとても楽しかったので、今回もどんなことがあるんだろうと。また、今回は私の好きなようにしていいと言われてもいたので、より楽しみにしていました。
――与田さんの要望もふんだんに詰め込まれた1冊なんですね。写真集のお話を聞いていたときから「こういう風にしたい」というイメージはあったんですか?
色々とお願いさせていただきました。オーストラリアで撮影するというのもですし、着たい衣装やウォンバットとの撮影、海への飛び込みやジェットスキーも……好きなことを好きなようにやらせてもらいました。
――大阪の「池田市ウォンバット応援大使」も務められている与田さんですが、前からロケ地はオーストラリアに決めていたんですか?
「次に写真集を撮るならオーストラリアがいいな」とずっと思っていました。今回、それが実現して、オーストラリアに行くことができてとても嬉しかったです。オーストラリアは自然もあって動物がたくさんいて、気候もとても過ごしやすい時期だったので、本当にリラックスして撮影できました。
思い出深い楽曲「逃げ水」衣装の撮影で涙
――実際に憧れのオーストラリアに行ってみて、現地の方々とのふれあいや食事などで印象に残っていることはありますか?
食べ物でいうと、牡蠣をたくさん食べました! 毎日食べていたんじゃないかな(笑)。現地の人とでいうと、誌面にも載ってるんですが、撮影場所に子どもたちがいて、一緒に写真撮ってくれました。一緒にアイスを注文したんですが、言葉は通じないけど会話ができている感じがしました。
――写真からもコミュニケーションができている様子が感じられる1枚ですよね。他にも様々なシチュエーションで撮影されていますが、特に印象に残っていることはありますか?
毎日が思い出深いロケでしたが、「逃げ水」の衣装を着て撮影をしたときに卒業を実感してしまって。海沿いで踊りながら撮影をしたんですが、卒業を感じさせる空気が漂っていて、思わず涙も出てしまいました……。
――「逃げ水」の衣装を着たいというのも与田さんが要望されたんですか?
そうです。写真集を撮ると決まってから、どういう写真集にしたいか1人で考えていたときに、ふと思いついて。
――そこで「逃げ水」が出てくるというのは、やはり与田さんにとってこの曲は特別な意味があるのでしょうか?
乃木坂としての最後の写真集なのでファンの方も喜んでくれるかなと思いましたし、私にとっても思い出深い曲の衣装なので、写真集の中にこの衣装の写真があったらすごく嬉しいなと思って。ただ、まさか涙が出るとは思わなかったですけど(笑)。
――それだけ思いの詰まった楽曲であり、衣装ということなんですね。
自分でもびっくりしました! こんな感動的になるとは思っていなかったんですけど、周りのスタッフさんが泣き始めて、それに釣られました(笑)。しっとりとした雰囲気だったんですけど、楽しかったです。
――「逃げ水」の衣装以外にも、与田さんから着たいとお願いした衣装はあったんですか?
ありました。グレーのスウェットはプライベートでもよく着ているので落ち着くからほしいとか、普段あまり着ないような服も着たいとか……それでスタイリストさんがいろんな衣装を持ってきてくださったので、実は今回の写真集ではフィッティングに今までいちばん時間がかかったんです。
あとは「靴下を投げる」、「スウェットでビールを飲む」など衣装だけというより、シーンも含めてやりたいことをお伝えさせていただきました。