神戸電鉄は、2025年3月15日の初発からダイヤ改正を実施すると発表した。近年、谷上駅の利用者が増加していることを受け、神戸市営地下鉄北神線と同じホームで乗り換えられる「ドア・ツー・ドア接続」の時間帯を拡大。接続利便の向上を図るとしている。

  • 2018年5月に開催された神戸電鉄「メモリアルトレイン」デビューイベント。谷上駅の2番のりばに「メモリアルトレイン」が展示され、3番のりばの列車と並ぶ場面もあった

谷上駅は神戸電鉄有馬線と神戸市営地下鉄北神線が接続する高架駅。ホームは3面5線の構造となっており、北側3線(1~3番のりば)を神戸電鉄、南側2線(4~6番のりば)を神戸市営地下鉄が使用する。神戸電鉄の3番のりばと、神戸市営地下鉄の4番のりばは同一ホームとなっており、階段等を上り下りすることなく乗り換えられる。

現在、神戸電鉄において新開地方面の列車はすべて3番のりばに停車。三田方面も大半の列車が3番のりばに停車し、1・2番のりばに停車する列車は朝の時間帯(平日は始発から8時7分まで。土休日は始発から7時台まで)と平日夕夜間(19時1分から20時8分まで)のみとなっている。

2025年3月のダイヤ改正で、神戸市営地下鉄北神線と同一ホームで乗り換えられる「ドア・ツー・ドア接続」の時間帯を拡大。平日は朝の7時台から8時台前半までの約1時間を除き、終日にわたり同一ホーム乗換えが可能に。土休日は終日にわたって同一ホーム乗換えが可能となる。