ANA Xは1月28日、「ANA Pay」において、これまでの「ANA Payキャッシュ」と「ANA Payマイル」の2つに分かれていた残高を「ANA Pay残高」として1つに統合した。
ANA Payとは
ANA Payは、ANAマイレージクラブ アプリで利用できるスマートフォン決済サービス。好きな方法でチャージして、いつものお買い物をANA Payで支払うと、1会計200円決済ごとに1マイル貯まり、飛行機だけでなく毎日の生活の中でマイルを貯めることができる。また、保有しているマイルを1マイル1円相当としてチャージでき、日々の買い物に使うことができる。
今回、ANA Payのキャッシュとマイルの残高が1つに統合された。これにより、クレジットカードや銀行口座などからのチャージと、マイルからのチャージを合算した金額で決済が可能になり、これまで以上にマイルの使い勝手が向上した。
具体的な使用例
これまでは、1,000マイルを「ANA Payマイル残高」へチャージした場合、1,000円以内の買い物しかできなかったが、今後はクレジットカード等、他のチャージ手段からの金額と合算して決済することが可能に。そのため、クレジットカードで1,000円チャージ、ANAのマイルから1,000マイルチャージした場合は、2,000円分の買い物をすることが可能となる。有効期限が迫っているANAのマイルもANA Payへチャージすれば、失効させることなくより便利に利用できる。
さらに、ANAのマイルからANA Payへのチャージ分については、「200円支払いごとに1マイル積算」の対象外だったが、今後はマイルからのチャージ分の決済についても積算されるようになる。連動して、プレミアムステイタス獲得条件において、ANAのマイルからチャージした分も含めすべての決済額が対象となる。