すき家のカレーが昨年、完全リニューアルを果たした。従来のスパイシーカレーと違い、いわゆる“おうちカレー”を目指して生まれ変わった結果、辛さはかなり控えめに設定。その補助役として付いてくるのが、辛さを自由自在に調整できる「すき家の特製辛口ソース」である。
ちょっと入れるだけでグッと辛くなるこのソース、辛党たちの間ではさっそく評判となっているようだが、このたび一般販売が始まったのをご存知だろうか。さっそく購入し、自宅でアレンジレシピにも挑戦してみたので、ここでその詳細をレポートしたい。
■「すき家の特製辛口ソース」でタンドリーチキンとカレー炒飯を作ってみた
すき家で店頭販売がスタートした「すき家の特製辛口ソース」(250円)。自宅のカレーにかけて食べるもよし、肉料理のタレとして活用するもよし。まさにあらゆる料理に役立つ万能ソースだが、なんとすき家がオフィシャルでアレンジレシピを公開してるとの情報をキャッチ!
公式サイトを覗いてみると、「タンドリーチキン」、「カレー炒飯」、「スパイシーナムル」の3種類のレシピが紹介されているではないか! タンドリーチキンなんて自分で作れるのか? もし作れたら最高じゃないの。ということで、今回は「タンドリーチキン」&「カレー炒飯」にチャレンジしてみた!
タンドリーチキン
まずはタンドリーチキンから。用意する材料は次のとおり。
【材料】
鶏もも肉(2枚分)……500g
プレーンヨーグルト……大さじ3
トマトケチャップ……大さじ2
おろししょうが……小さじ1
おろしにんにく……小さじ1
辛口ソース……大さじ1
ひと口大にカットした鶏もも肉(今回はカット済のものを用意)をビニール袋に入れ……
ヨーグルト大さじ3を入れ……
トマトケチャップ大さじ2を投入。
さらに、おろししょうが、おろしにんにくをそれぞれ小さじ1ずつ入れ……
そしてここで「すき家の特製辛口ソース」を大さじ1、投入!
袋の空気を抜いて口を閉じ、揉み込みながら混ぜ合わせる。その後、冷蔵庫で30分間寝かせる。
そして30分後、中火で熱したフライパンに油を引き、皮目を下にして焼く。
焼き目がついたらひっくり返し、蓋をして弱火で蒸し焼きにすれば……
完成!
カレー炒飯
続いて、カレー炒飯にチャレンジ。用意する材料は……
【材料】
ごはん……400g
溶き卵……2個分
青ねぎ……少々
醤油……大さじ1
塩コショウ……少々
辛口ソース……大さじ1
まずは中火で熱したフライパンに油をひき、溶き卵を回し入れて炒める。
卵がいい感じに固まったらごはんを入れ……
青ねぎを投入。そのまま強火でしばらく炒める。
ごはんと具材が馴染んできたら醤油を入れ……
塩コショウを少々……
そして「すき家の特製辛口ソース」を大さじ1、入れて……
ガガガーっとかき混ぜれば……
完成~!
■タンドリーチキン&カレー炒飯、いざ実食
すげぇ……。めっちゃ料理できる人が作った料理みたいになった……。しかし味のほうはどうなんだろう。一応、レシピどおりに作れたとは思うが……。
よし、まずはタンドリーチキンからいただきます。
おおっ!……おお~!! ウマい! ちゃんとウマいタンドリーチキンになってる! 「すき家の特製辛口ソース」のスパイシーさだけでなく、ヨーグルトとトマトケチャップの酸味もしっかり効いているので、さほど辛い感じはない。むしろ辛味、酸味、そしてにんにく&しょうがのパンチが絶妙なバランスで配合されており、すごく複雑な旨味を醸し出している! 肉もいい感じに柔らかくてジューシーだ。ウマ~い!
カレー炒飯のほうも抜群にウマい! 一口目は「おおっ、香ばしさが本格的な美味しい炒飯になってる!」と思ったのだが、咀嚼して飲み込んだ直後、あれっ、なにこれ……辛い……辛ぇぇぇぇぇええええ!!!! ジワジワと辛みが襲いかかってくるぞ~~!! 油断してるとやられてしまうほど本格的に辛い。派手な辛さというより、芯のある辛さというか……。でも、これが激しくやみつきになる感じ。ウマい。辛い。止まらない。タンドリーチキンとセットで食べることで味がリンクしつつ、辛さも若干マイルドにできる。かなりいい相性だといえそうだ。
ということで、「すき家の特製辛口ソース」のアレンジ力をご覧いただいたが、いかがだっただろうか? これ一本あれば料理のレシピの幅がグッと広がること間違いなし! ぜひ一家に一本、ストックしておくことをおすすめしたい。