女優の鈴木保奈美が9日、都内で行われたテレビ朝日系木曜ドラマ『プライベートバンカー』(1月9日スタート 毎週木曜21:00~)の記者会見に、唐沢寿明、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪功とともに登壇した。
鈴木保奈美「吊るされました」 地上100メートルの屋上で撮影
同作は、富豪たちの資産や利益を守るためなら何でもやるという“悪魔的”凄腕プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢)が、相続争いや愛人問題、裏金疑惑など、資産家一族に渦巻く“金”にまつわる数々の問題に、卓越した金融スキルと予測不能の多彩な手段で鮮やかに打破していく痛快マネーサスペンスドラマ。
今作でだんご店「だんごの鶴松」の二代目社長を演じる鈴木は、劇中と同じくデニムにスニーカーといったカジュアルコーデで登場。唐沢はビシッとスーツで決め、「天王寺アイナグループ」一族である夏木や土屋は豪華な装いで登壇している中、鈴木だけは比較的控えめな衣装であることから、冒頭のあいさつにて、「私、衣装忘れてるわけではなくて。だって一人だけこんな格好して。大富豪の御一族の中で、ただ一人、庶民の飯田久美子役をやっています」と役柄をアピールしていた。
また、鈴木が屋上から落ちそうになるシーンを予告編でも見ることができるが、この撮影についてMCより聞かれると、鈴木は「(かなりの高さから)吊るされました。23階」と答え、同じシーンで屋上の淵ギリギリに立って撮影していた唐沢は、「地上100メートルくらいですよ」と補足した。
続けて唐沢は、「命綱一本なんですよ。二点で引っ張ってくれれば安心なんですけど、一本って本当に怖いんですよね。下は100メートルですから」と説明。また、リハーサルも含めた撮影現場について、鈴木は「1日、朝から晩まで屋上で吊るされて(笑)」と振り返っていた。