元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が10月18日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【パ・リーグ】2024シーズンを総括…! 順位予想は〇〇を当てればいいんです。」に出演。今季の楽天について語った。

谷繁元信氏

楽天の奮闘を称賛

今回の動画では、今シーズンを総括する企画を実施。ロッテとの3位争いに負け、4位で終了した楽天について、谷繁氏は「いやでも、よく頑張ったんじゃないかな。俺は思うよ」と、その奮闘を称えることに。

谷繁氏は「正直、俺は楽天の頑張りっていうのは、今江監督がうまくこう(やった)。途中、浅村も外したり、打順も色々変えて、でも、軸っていうものを作ろうとしてる。小深田のセカンドっていうのもハマっただろうし」「あとは、ディフェンス力っていうのは、まあまあ、あったんじゃないかなと」と自身の印象を伝えた。

また、早川隆久、藤井聖の両左腕が2桁勝利をあげたことについても「いや、いいよね」「ここに古謝がまたね、ちょっと入ってきて左3枚が強力になったら、結構また来年以降も」と触れつつ、「チーム全体のバランスとしてはまあまあいいんじゃないかな。則本も後ろで成功したし、だからあとは選手個々のレベルアップをすればチーム力って絶対上がってくると思うから今の選手で」と期待。その上で「俺の中では『よく頑張りました、よくやったね』っていう」と賛辞を贈っていた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。