こうして大いに盛り上がりを見せる中、厨房を目まぐるしく走り回る“超高速中華店主”こと「中華ごはん かんざし」(山梨)の店主・山下潤さんが飛び入り参加し、そば打ちに挑戦。プロの料理人が番組ディレクター(36番)にそばの切り方を教わるという謎の構図が繰り広げられ、師匠にも「千切りやってると思えばいいんじゃないか?」とアドバイスを受けるが、いつもと勝手が違う包丁に苦戦し、「お師匠さんすご~い!」と感心した。
ステージを終えた山下さんに話を聞くと、「本音を言うと、うまくできるだろうなと思ってたんですけど、全然違いますね! びっくりしました。包丁の形も重さも何もかも違いますし、お師匠さんすごいっすよ!」と感激の様子。
山梨・甲府と、埼玉・滑川という遠距離ながら、今や互いの店を行き来する仲だそう。「お師匠さんの心に触れると、きれいなのが分かります。だからおいしいそばが作れるんですよね。料理ってどうしても心が現れるんです。だから自分も料理人として、心をきれいにしていかなきゃいけないなと思います。いや、それはどこの世界でもそうかもしれないですね」と、強く実感しているようだった。