「ちはやぶる/友達天体図」の注目ポイント

――4thシングル「ちはやぶる/友達天体図」がいよいよ11日に発売されます。「ちはやぶる」はどんな楽曲ですか。

北原:「ちはやぶる」は、これまでのOCHA NORMAにはなかったぐらい、めちゃくちゃかっこくて美しい楽曲になっています。ミュージックビデオの撮影をしていても、幼艶なパフォーマンスで魅了する場面があったり、「私が表現したかったことができる楽曲がやっと来た!」と思えた、私にとってすごく大切な曲です。ミュージックビデオも見てほしいし、楽曲も聴いてほしいし、ライブでしか感じられない熱さがあるので、生でも見てほしいです。

――振り付けは、今バズるダンスを多数生み出していることで話題のえりなっちさんですね。

北原:かっこよさの中に面白さがあったり、えりなっち先生ならではの振り付けになっています。OCHA NORMAとすごく合ってるなと思ったので、これからも振り付けして頂きたいです!

――そんな北原さんの魅力が一番出ているパートはどこですか?

北原:1番のサビ前の「ちはやぶる命で討て」というパートがあるのですが、ミュージックビデオでもすごく褒めていただけて、こんなかっこいい歌詞を歌わせていただけたことがすごくうれしいです。

――「友達天体図」はどんな楽曲ですか。

窪田:「友達天体図」はすごく明るくて元気が出る曲です。アイドルは恋愛系の曲を歌うことが多いので、友達との関係を描いた曲は珍しいなと。私は生きていく上で友達の存在がすごく大事で、お仕事で悩んだときは、友達と遊んでストレス発散しよう! というタイプなので、歌詞には共感できる部分が多かったです。

――窪田さんの魅力を感じられるポイントは?

窪田:明るい曲のほうが得意で、今回もレコーディングでディレクターさんに「いつもの必殺技をお願いします」と言われて、語尾を上げる歌い方をしているのですが、いろんなところで使われているのでぜひ聴いてほしいです。

――語尾を上げて歌う歌い方は、ハロプロっぽいですよね。

窪田:この歌い方でいいのかなと悩んでいた時期もあったのですが、最近は吹っ切れて、上げるところは上げて歌おうと思っています!

――では、それぞれの楽曲で注目してほしいメンバーを挙げていただけますか。

窪田:私は、「ちはやぶる」の石栗奏美ちゃんです。この曲は、衣装も1人だけ“ボス”というテーマで発注されているくらい、かなみんがドセンター。かなみんのソロパートから始まるのですが、何でも軽々できちゃうかなみんのすごさがこの曲に詰まっていると思います。「ライブに行くと、かなみんが目に留まる」というファンの方の声をよく聞くのですが、かなみんはライブでの“圧”がすごくあるので、「ちはやぶる」のガツガツ感がすごく合っているなと。

北原:私は、「友達天体図」の最後の、西崎美空ちゃんのソロパートです。あのキレイなパートで終わること構成がめちゃくちゃ素敵だなと思っているのですが、楽曲のキラキラ感を美空の透き通った声で表現してくれているのがすごくうれしくて。あのパートが美空でよかったなと思いますし、たくさんの方に聞いていただきたいです。

ソロパートの割り振りに喜びや悔しさ

――今、ソロパートのお話がありましたが、レコーディングで一曲丸々歌ったあと、完成した楽曲の歌割を見たとき、やはり自分のパートが多いと、「やった!」と喜ぶこともあるのでしょうか。

北原:めちゃくちゃあります! 逆に「え!? 少な!」と思うことも(笑)。ディレクターさんがめちゃくちゃ褒めてくださる方だからこそ、「あんなに褒めてくれたパート、私じゃないんだけど!」とか(笑)。

窪田:私は「友達天体図」まで、1人だけ1箇所しかソロパートのないような曲が5曲くらい続いていて、「え、マジ!?」「そんなに私、レコーディングひどかった!?」と思ったり。申し訳なさが一番に来ちゃいます。ファンの方は歌割が多いと喜んでくれるので、歌割の少ない曲が続くと「今回もごめんね……」って。

北原:悔しくなるよね。