JR九州は、西九州エリアへの導入準備を進めてきた交通系ICカード「SUGOCA」について、10月3日からサービスを開始すると発表した。全国相互利用サービスの対象となる交通系ICカードも利用できる。

  • 佐世保線など西九州エリアへの「SUGOCA」導入日が10月3日に決定

現在、福岡・佐賀・大分・熊本エリアは長崎本線佐賀駅までを「SUGOCA」利用可能エリアとしているが、10月3日始発から長崎本線鍋島~江北間、佐世保線江北~佐世保間、大村線早岐~ハウステンボス間へ拡大する。ただし、長崎~佐世保間など、すでに導入している長崎エリアとまたがっての利用はできない。

新たにサービスを開始する区間の「SUGOCA」発売駅は、江北駅、武雄温泉駅、有田駅、早岐駅、佐世保駅、ハウステンボス駅となる。

西九州エリアへの「SUGOCA」導入を記念し、サービス開始日の10月3日、武雄温泉駅と佐世保駅で記念セレモニー(武雄温泉駅は9時から9時40分頃まで、佐世保駅は11時から11時40分頃まで)を開催する。自治体の首長やJR九州関係者が参加し、テープカットや記念「SUGOCA」デザインの発表などを行う。