レッドソックスの吉田正尚が1日、ABEMAのスポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00〜)に出演。「MLB挑戦2年目の課題」を打ち明けた。

  • 吉田正尚

「MLB挑戦2年目の課題」を吐露

番組では、オリックスでともにプレーし、オフの自主トレ仲間でもあった糸井嘉男氏が、吉田にインタビュー。その中で、吉田が「MLB挑戦2年目の課題」を明かす一幕も。

吉田は「日本球界だと左右に振って、最後はフォークで落とす投手が多いが、MLBはとにかくパワーピッチングで、初球はポンっとストライクを取られて、次は高めをファールにさせられて追い込まれてしまい、手も足も出ない打席がすごく多い。日本球界と攻め方が全然違うから、なかなか出塁率が伸びない」と苦悩を打ち明けた。

この課題の中での“復活への秘策”について、吉田は「100マイル(約160キロ)超えた球をなるべく打つようにしている。球速が速いほど、ゴロが抜けていくから、これを意識している」と告白。

さらに、「MLBの球場は、得点板の下に打球速度やアングルが表示されるようになっている。だから、選手は『打てて良かった』じゃなくて、それを見て『今の打球はこのくらいの角度か』と考えている」と日米の球場の違いを語った。

このVTRを観た川崎宗則は「吉田選手は、バッティングコーチやデータを分析するアナリストと良い関係を築けているからこそ、打撃のアプローチを変えることができて、後半戦は結果が出ているんだと思う」と推測していた。

(C)AbemaTV,Inc.

【編集部MEMO】
『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00〜)は、“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組。「ABEMA」で2024年のレギュラーシーズン公式戦324試合の生中継が決定したメジャーリーグベースボールを中心に、現在生中継しているプレミアリーグやブンデスリーガなど注目スポーツの最新情報を生放送で届ける。