JR四国と鉄道博物館(さいたま市)は28日、JR四国で活躍するキハ185系に焦点を当てた展示「瀬戸大橋線とものがたり列車で大活躍! キハ185系展」を鉄道博物館にて9月4日から11月4日までの期間限定で開催すると発表した。

  • キハ185系を使用する特急「剣山」

キハ185系はJR四国発足直前の1986年11月から、特急車両では初というステンレス車両として、予讃線・土讃線で運転開始。最高速度110km/hとされ、車内設備の大幅なイメージチェンジと軽量化を図った。現在もJR四国で、特急「うずしお」「剣山」「むろと」をはじめ、観光列車・普通列車等で幅広く活躍している。

現在も瀬戸大橋線を走行するほか、四国内を走る3つの「ものがたり列車」にも使用されており、現在、JR四国が実施する「瀬戸大橋線ご利用3億人キャンペーン」と「ものがたり列車10周年特別企画」の両キャンペーンにも関わっている。

  • 特急列車「いしづち」トレインマーク

  • デビュー当時のパンフレット

  • キハ185系関連の銘板等

鉄道博物館で開催される「瀬戸大橋線とものがたり列車で大活躍! キハ185系展」では、キハ185系で実際に使用していたトレインマークをはじめ、デビュー当時のパンフレットやキハ185系関連の銘板など、貴重な資料と大型模型を本館2階の鉄道車両年表に展示。11月2・3日、JR四国社員によるこども向けイベントも行われ、詳細は後日案内予定となっている。