女優の桜田ひよりが主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『あの子の子ども』(毎週火曜23:00~)第8話が、きょう20日に放送される。

  • 茅島みずき、桜田ひより=カンテレ提供

■桜田ひより×細田佳央太『あの子の子ども』

第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏の同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた今作。桜田が主人公の川上福を、細田佳央太が福の幼なじみで恋人の宝を演じる。脚本は蛭田直美氏、チーフ監督はアベラヒデノブ氏が務めている。無料見逃し配信(TVer、カンテレドーガ)の1週間の再生回数は、すべての話数で130万再生を突破。7月30日放送の第6話は2週間(オリンピック編成のために8月6日は放送休止)で178万回再生を超え、継続配信を行っている第1話に次ぐ再生回数を記録した。

■福、直実からあることをお願いされる

第7話のラスト、ついに妊娠が家族の問題として明るみになり、母同士が中絶手術をすることで話を進めようとしていたところに、宝も自らが調べたことを記したノートを持参して合流。「まだ決めていないです。2人で考えて探したい」と福が思いを伝えるところで幕を閉じた。今夜放送の第8話では、家族間による話し合いは平行線をたどり、一同は、福の父・慶(野間口徹)が海外赴任で留守なこともあって、日を改めることに。その晩、晴美(石田ひかり)は慶に、覚悟を決めて電話をかける。翌日、福の妊娠は兄・幸(野村康太)の耳にも入る。晴美から話を聞いた慶が、福を妊娠させた相手の連絡先を教えるよう、幸に電話してきたのだ。その日の放課後、親友の矢沢(茅島みずき)に妊娠を打ち明けようか迷っている福のもとに、見知らぬ番号から電話がかかってくる。相手は、前夜に顔を合わせたばかりの直実(美村里江)だった。ひとり月島家を訪れた福は、直実からあることをお願いされる。そして直実は、宝も知らない自らの過去を福に打ち明けて……。

【編集部MEMO】
『あの子の子ども』では、桜田ひよりが主人公の川上福、細田佳央太が福の幼なじみで恋人の月島宝を演じるほか、茅島みずきが福のクラスメイトで親友の矢沢望を、JO1の河野純喜が矢沢に思いを寄せる飯田智宏を、前田旺志郎が宝の陸上部仲間の笹部隼人を、野村康太が福の兄で大学3年生の川上幸を、橋本淳が福の高校の担任教師・沖田侑斗を、野間口徹が福の父親・川上慶を、美村里江が宝の母で介護士の月島直実を、石田ひかりが福の母親・川上晴美を演じる。