女優の森七菜が、17日に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』(21:00~)に出演する。

  • 森七菜=フジテレビ提供

■森七菜、『ほん怖』初出演

1999年にスタートした『ほんとにあった怖い話』(通称:『ほん怖』)は、実際に人々が体験した怖い話を迫真のタッチで描くもの。“ほん怖クラブリーダー”の稲垣吾郎は、2004年のリーダー就任から20周年となる。香取慎吾に続き、今年のほん怖への初出演が発表されたのは森。キッズシッターという森自身初となる役どころで、恐怖体験に遭遇していく。「 “ほん怖”は昔から見ていましたし、ちゃんと怖がってきた子どもだったので、今回は自分が皆さまに寒気をお届けできたら」と意気込む森。森が主演となる本エピソードには、山口紗弥加の出演も決定している。

森が主演を務める『暗澹(あんたん)の部屋』は、ある団地を舞台にした恐怖体験エピソード。新米キッズシッターが派遣先の家庭の一部屋で、壮絶な体験をすることに。大学卒業後、キッズシッターとして働き始めた遠山詩織(森)は、初仕事でとある団地に派遣され、部屋に到着すると、藤川雪乃(山口)からせわしなく業務の依頼内容を説明される。続けて、雪乃の娘・美菜(諸林めい)がいる部屋に案内されると、雪乃は自分の携帯番号を詩織に渡してそそくさと仕事へ出かけてしまった。美菜に声をかける詩織だったが、美菜からは「お姉ちゃんもどうせ、いなくなっちゃうんでしょ?」と意味深なことを言われてしまう。そんな中、詩織が掃除をしていると、ある部屋から視線を感じる。その部屋は閉じられていたものの、異様な存在感を放っていた。気になった詩織は部屋を開けてみるが、そこで異常な光景を目の当たりに。すると、そこに美菜が現れ「お姉ちゃんも、見たの……?」とつぶやいて……。

■森七菜 コメント

――『ほん怖』への出演が決まった際の感想を教えてください。

25周年という記念すべき回に出演させていただけて、すごくうれしいです。私自身もちゃんと『ほん怖』で怖がりながら育ってきたので、今回は私が皆さんに寒気をお届けできたらと頑張って撮影しました!

――『暗澹の部屋』の見どころと、ご自身の役については?

私自身の役どころは普通の女の子なのですが、キッズシッターとして団地のある家庭に行って、その中のある部屋で恐怖に巻き込まれてしまう……というお話なんですが、(美菜役の)めいちゃんがすごくかわいくて。めいちゃんのかわいいところも怖いお話の中に織り交ぜられたらと思います。かわいくて怖い、“かわ怖”をお届けします。

――最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?

山口さんが部屋に置いてあるぬいぐるみを片付けるシーンがあるんです。その撮影の時に、“あれ? すぐそばにあったはずのぬいぐるみがない! あったはずなのにない!”ってなっていて。山口さんには見えていたみたいなのですが、みんなにも見えていなくて……撮影現場も少し怖いウワサがあるような場所だったので……ゾクッとしましたね。でもぬいぐるみの幽霊ならまだいいかなって(笑)。

――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!

25周年ということでいつもより怖さがパワーアップしているはずなので、今年も夏の風物詩として楽しんでください! ぜひ最後まで見ていただいて、この夏一番のゾクゾク体験をしていただけたらうれしいです!

■プロデュース・大野公紀氏 コメント(フジテレビ ドラマ制作センター)

25周年スペシャルという節目のタイミングで、森七菜さんに『ほん怖』に初めて出演いただけることをとてもうれしく思っています。『暗澹の部屋』は一見ふつうの団地で起きる心霊体験エピソードです。住人すら口をつぐむいわく付きの部屋を舞台に、シッター役の森七菜さんと住民の女の子が異様なまでの恐怖現象に遭遇する話になっています。今まで数多くのドラマ、映画で人々を魅了し続けてきた森七菜さんの新たな表情に注目です。ぜひご覧ください!

【編集部MEMO】
現在、TVerでは、『ほんとにあった怖い話』過去作品を配信中。
『ほんとにあった怖い話大全集:迷い道に憑く女』配信中~5日まで
『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』:配信中~9日まで
『ほんとにあった怖い話大全集:肩の女』:4日~11日まで
『ほんとにあった怖い話大全集:汲怨のまなざし』:6日~13日まで
『ほんとにあった怖い話大全集:訳ありのカラオケ店』:8日~15日まで
『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』:10日~17日まで
※いずれも予定