福岡北九州フェニックス総監督の西岡剛氏が26日、YouTubeチャンネル『ABEMA 野球【公式】/アベマでMLB」で公開された動画「【チップで100万円】桁違いのMLB選手の契約! 大谷選手の契約の裏話も!?【MLBワイドショー #4 前編】」に出演。メジャー時代の契約内容について語った。

  • 里崎智也氏、西岡剛氏 (C)AbemaTV,Inc.

年俸300万ドルの3年契約

今回の動画では、「MLB選手の契約」をテーマに、里崎智也氏、西岡剛氏、「ABEMA」のMLB中継でMCを務めているDJケチャップ、MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏が“個人的見解”で語りつくした。

まずはミネソタ・ツインズに所属していた西岡氏の契約内容を深掘り。西岡氏が「年俸300万ドルの3年契約」を結んでいたことを明かすと、その金額にDJケチャップは「スゴいですね……」と絶句。その様子を見た西岡氏は「僕が行った時は、1ドル80円とかの世界。めちゃくちゃ円高」と苦笑いを浮かべると、里崎氏は「でも、今もドルで持っていたら、倍以上の金額ですからね」とニヤリと笑う。

本人を横目に「今もドルを持っているのかな?」と3人が盛り上がると、当の西岡氏は「1ドルも触ってない。ドルはずっと向こうで運用している」と冷静に回答。里崎氏が「トータルで900万ドルをもらっていたから……?」と現在の資産を想像すると、西岡氏は「僕は契約を1年破棄したからね」と首を振り、「こういうケースはMLBであまりないらしく、球団はビックリしていた」と振り返った。

また、契約内容について、西岡氏は「日本からの引っ越しで、家具の輸送費だけで3万5000ドルかかった。それの往復分を払ってもらった」「僕と家族や友人たちが8往復できるぐらいの航空チケットを確保してもらった」「マンションの家賃も契約に組み込んでもらった」と明かした上で、「良い契約をしてもらっていたから、アメリカにいた時はお金をほとんど使わなかった。チップを払うくらい」と話していた。

【編集部MEMO】
『ABEMA 野球【公式】 / アベマでMLB』で公開中の番組『MLB ワイドショー』。メジャーリーグベースボール(MLB)に関する気になる話題を、有識者たちが“個人的見解”で語り合う。