コスプレイヤー・はるねろが、5月13日に公開した井ノ上たきなのコスプレ写真(アニメ『リコリス・リコイル』より 以下『リコリコ』)が、X(Twitter)で「素晴らしい三枚」「カッコイイ!」と話題に。コスプレに挑戦した理由や再現するまでの苦労について本人が語った。

  • はるねろがX(@harunero01)で公開した井ノ上たきなのコスプレ写真

「スタンスが似ている友達」との出会いが転機に

1年半ほど前にたきなのコスプレに挑戦していたはるねろは、「たきなの相棒にあたる錦木千束がいないと、私の表現したい世界観が作り込めないという事に気がついて、それ以来コスプレをしていなかったんです」と告白。今回、再挑戦できた理由については、「今年に入ってコスプレ撮影に対してのスタンスが似ている友達との出会いがあったんです。その子が『千束のコスプレをしたい』と言っていたので、思い切って声をかけて実現しました」と転機となった出来事を明かす。

準備期間もしっかりと設けたようで、「たきなの髪色は真っ黒でもないので、理想に近い色のウィッグ選びには時間がかかりましたね。また、被った時に自然に見せたかったので、分け目に人工頭皮があるものを購入しました」とのこと。さらに、再現したいシーンにはカバンが必須だったと言い、「3日程かけて合皮を使って製作したのですが、中々思うような出来にならず。悔しい思いをしたので、2代目のカバンも作る予定です!」と創作意欲は衰えない。

キャラクター表現も忠実にすべく、「銃を使用した撮影では冷静沈着で、静かに確実に狙撃対象を捉える姿」をイメージ。緊張感を伝えるために「真剣な表情」も意識した。1カットに10テイク以上も要したことから、「すごく力作なので是非見て欲しいです! あと、髪の毛とスカートのなびいているところと、走って身体をひねらないと出せない体勢の写真が特にお気に入りです」とアピールする。

念願だった相棒・千束との撮影を、「あふれ出す仲の良さを表現したくて、柔らかい表情でじゃれ合っているようなイメージで撮影に挑みました」と述懐したはるねろ。「千束がたきなを抱き抱えるシーンを再現したくて、実際に抱き上げてもらっているところを撮ってもらったんです」と振り返り、「女の子が同じ体格の子を抱えるのはしんどかったはずなのに、文句ひとつ言わなかった友達には本当に感謝です!」と友人にメッセージを送っていた。