• ディーン・フジオカ

『次の被害者』シーズン2では全編中国語セリフで演じ、「In Truth」の中国語バージョンの「被愛者」もリリース。日本語、英語、中国語、インドネシア語の4カ国語が話せるディーンだが、日本を拠点に活動しつつ、海外での仕事も継続しているからこそ、なんとか中国語やインドネシア語も維持できているという。

「先日台湾に行ったときに、さまざまなインタビューを受けましたが全部中国語で、Netflixの作品のグローバル向けの記者会見はそのままYouTubeで配信され、ラジオ番組では1人しゃべりもして。いきなり話せないので初日と3日目だと全然違います。日本語もそうですが、何カ月か海外に行って帰ってくると思考がスローダウンするというか、言葉が見つからなくなるんです。でもやらないといけないから、なんとか今回も中国語で。ギリギリです(笑)」

プライベートでは2012年にインドネシア人の女性と結婚し、現在は3児の父親であるディーン。家族とは英語で会話しているそうで、英語力は問題なく維持できているという。

最後に、『次の被害者』と「In Truth」について、「僕は検察官の役を演じていますが、彼がなぜこの物語に登場し、なぜ自分が同時にエンディングの主題歌を歌っていて、なぜ最終話だけが日本語バージョンでその前までが中国語バージョンなのかというのは、全部物語と関連性があるので、行き来しながら楽しんでもらえればうれしいなと思います」とメッセージを送った。

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■DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)
1980年8月19日、福島県須賀川市生まれ。2004年に香港で活動をスタート、ライブパフォーマンスや音楽制作を始め、2006年から台湾に拠点を移す。2009年にはジャカルタへ拠点を移し、1stアルバム『Cycle』を自主制作開始。2013年に日本で1stシングル「My Dimension」をリリース。2015年以降は拠点を東京に置き、国内ライブツアーを重ねる。2019年に2nd アルバム『History In The Making』をリリースし、アジア・ツアーを成功 させる。2021年12月8日に3rdアルバム『Transmute』リリース。2021年に自身がプロットを書き“新たな舞台表現”として話題となった「Musical Transmute」を開催し、2万5,000人を動員。日本でアーティスト活動をスタートさせてから10年が経つ2023年、自身初となるベストアルバムリリースと日本武道館単独公演を開催。今年、中華圏への活動を最大限にすべく、B'in Musicから自身も出演するNetflix台湾ドラマ『次の被害者』シーズン2のエンディングテーマ曲「In Truth」を6月にリリースした。さらに台湾盤のベストアルバムもリリース予定。