デーブ大久保が驚いた“メンデス事件”とは「1時間ぐらいやってませんでした?」

元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が6月19日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「第二話 巨人の首脳陣が頭を抱えた『メンデス事件』」に出演。ヨアンダー・メンデスの2軍拒否事件を振り返った。

2軍行きに「NO」の一点張り

2023年は16試合に登板し、5勝5敗、防御率2.07という成績を残したメンデスについて、デーブ氏は「僕、びっくりしたのがメンデスでしたっけ? 　『ファームに行きたくない』って言ったのって」と切り出す。

続けて、「『誰も帰ってこない、ちょっと空気おかしいなあ』って思ってたんです、俺と亀井が。『阿波野さんとか帰って来ないけど何やってる?』って」と、その時のことを打撃コーチの目線から振り返るデーブ氏に対し、当時一軍投手チーフコーチだった阿波野秀幸氏は「ローテの変更だよね」と返答。

「ちょっと空けるけど、ここで投げてほしいとか、あるじゃん、役割的には。次に2軍から一発使いたいピッチャーとかいるわけよ。そこでちょっと空けようという話が、たぶん本人には(2軍降格と伝わった)」「『ずっと行ってこい』ぐらいに思ってたのかもしれないけど、『NO』の一点張りだから」と、他との兼ね合いもあって一時的な2軍行きだったにもかかわらず、登録抹消を拒んだそうだ。

さらに、デーブ氏が「1時間ぐらいやってませんでした? 説得を」と尋ねると、阿波野氏は「通訳を介すから、倍かかるんだよ時間が」としつつ、最終的に原辰徳前監督が説得に入ったことも明かしていた。