劇場アニメ「ベルサイユのばら」キービジュアル

池田理代子原作による劇場アニメ「ベルサイユのばら」が2025年新春に公開されることが明らかに。キャスト、キービジュアル、特報第2弾が発表された。

2022年9月に製作が発表された「ベルサイユのばら」。オスカル役は沢城みゆき、マリー・アントワネット役は平野綾、アンドレ役は豊永利行、フェルゼン役は加藤和樹に決定した。またスタッフも公開され、監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子、音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野弘之とKOHTA YAMAMOTOが担当。アニメーション制作はMAPPAが務める。キャスト、スタッフからはコメントも到着した。

キービジュアルは、「気高く、ひたすらに、愛した――」というキャッチコピーとともに、同じ方向を向くオスカルとマリー・アントワネット、また彼らの後ろにアンドレ、フェルゼンの姿が描かれた。特報映像ではそれぞれのキャストの声も聞くことができる。

「ベルサイユのばら」はフランス革命の時代を舞台に、男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描いた物語。1972年から1973年まで週刊マーガレット(集英社)で連載され、宝塚歌劇団による舞台化のほかTVアニメ化、映画化も果たした。

沢城みゆき(オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役)コメント

劇場アニメ「ベルサイユのばら」でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう1人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。

平野 綾(マリー・アントワネット役)コメント

夢のようです。
まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。
漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。
製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。
誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期待しております。

豊永利行(アンドレ・グランディエ役)コメント

まさか、僕が歴史ある伝説の作品である「ベルサイユのばら」に…。
しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。
そして歌も歌わせていただいております。
原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。
現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。
いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。
どうぞ、ご期待ください!!

加藤和樹(ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役)コメント

誕生から50年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている『ベルサイユのばら』にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。
ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!

(c)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会