扶桑社は、扶桑社新書より、橋上秀樹著『だから、野球は難しい』(990円)を7月1日に発売する。

同書は、オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督 橋上秀樹氏による書籍。2012年から2014年までの3年間、巨人のコーチとして在籍していた時代のことを中心に、勝ち続ける要素とは何だったのか、さらには令和の今の時代の選手たちに会った指導方法についてを、余すことなく語っている。

「巨人時代に一軍監督として指揮していた原辰徳さんは、勝利に対する執念がものすごかった。監督晩年は采配面で批判されることもあったが、『ここが勝負どころだ』と見極めたときに発揮される決断力に驚かされることは、一度や二度ではなかった。そのあたりも紐解いていきたい。同時に本書を通じて、野球の持つ魅力や奥深さ、難しさについて知っていただくことができれば、このうえない喜びである。」と書籍の冒頭でコメントを寄せている。

書籍の構成は、第1章「私が巨人に戦略コーチとして呼ばれたワケ」、第2章「私が経験した原野球」、第3章「監督になって知ることのできた野球の難しさ」、第4章「選手のやる気を引き出すアドバイス」、第5章「原さんと野村さんの采配面での大きな違い」、第6章「優勝するうえで必要な要素とは」、第7章「『野球といえば巨人』の時代が終わったからこそ」。