元AKB48の真楪伶が、7月11日に1st写真集『真楪伶 1st写真集 奇跡と出会った瞬間(とき)』(3,520円 A4/128ページ KADOKAWA)を発売する。AKB48卒業後、芸名を本名である「馬嘉伶」から「真楪伶」に改名し、アイドルから心機一転、タレントとして本格的に活動している彼女。念願だった初写真集のロケはインドネシア・バリにて行われ、6年ぶりの水着カットや、人生初のランジェリー撮影にも挑戦した。今回のインタビューでは、同作撮影の思い出や、今後の展望について話を聞いた。

  • 真楪伶

    真楪伶 撮影:島本絵梨佳

夢の写真集発売決定に喜びと驚き

――写真集発売が決まったときの感想を教えてください。

ある時、マネージャーさんから「写真集に興味ある?」と言われて。本当にチラッと言われただけだったので、あまり本気にしていなかったのですが、それから1カ月後に、インタビューのお仕事だと聞いて、KADOKAWAさんに行ったら、取材の前に写真集のお話をしていただいたんです! 最初は、本当に私でいいの? と思って、びっくりしたんですけど、私は写真がすごく好きで、いつか写真集を出すのが夢だったので、とてもうれしかったです。

――出来上がった写真集を見て、いかがですか?

やっぱり紙っていいですよね。感動しました。

  • 真楪伶

――写真集に掲載される写真はすべてご自身でセレクトされたそうですね。膨大な数の中から写真を選ぶ作業は大変だったのでは?

すごく大変でした(笑)。載せたい写真の番号を書き出して、編集担当の方に伝えたんですけど、そのあとにもう一度写真を見返していると、「やっぱりこの写真も入れたい!」と思うものが出てきて、「差し替えてほしいです」とお願いしたり……私のわがままを叶えていただいた、こだわりの詰まった一冊になっています。あんなに毎日、自分の顔を見ることが今までなかったので、不思議な感じがしました。あとは、この写真集のためにすごく努力したので、新しい自分に出会えているような気がしました。写真集の撮影のために、腹筋をすごく頑張ったので、褒めてほしいです(笑)。以前、女の子から「憧れてます」と言われたとき、男性に「好き」と言ってもらうのとは違ううれしさがあって。なので今回、女の子にも楽しんでもらえるような写真集を作ることを目標にしていました。

  • 真楪伶

    (C)KADOKAWA (C)ILLUMINUS/CANVAS PHOTO/ You Ishii

――特に腹筋を頑張ったのは、何か理由が?

くびれがすごくキレイで、顔もめちゃくちゃかわいい女性をインスタグラムでたまたま見つけて、「この人を目標にしよう」と思って、写真を保存していた方がいたんです。虹のコンキスタドールの隈本茉莉奈さんという方なのですが、写真集の撮影のあとに偶然、舞台で共演することになったんです!

――すごい偶然ですね!

稽古が始まる前に、SNSでその舞台のハッシュタグを検索したら、隈本さんの投稿を見つけて、「この人の顔知ってる。え、待って。私の推しじゃん!」となりました(笑)。それをいつか言おうと思っていて、稽古のときに、虹のコンキスタドールの鶴見萌さん、清水理子さん、隈本さんとお話をする機会があって。「実は私、筋トレをすごく頑張ってたんです。筋トレの動画とか観てて、インスタグラムにめっちゃくびれがキレイな人の写真が出てきて……」と話したら、3人ともすぐに私が言いたいことが分かったみたいで(※)、その流れで隈本さんに「推しです」と告白しました(笑)。

※隈本茉莉奈はシックスパックの腹筋がトレードマーク。

大人の雰囲気がより出たことが印象的でした

――稽古場の雰囲気も伝わってきて、ほっこりしました(笑)。写真集の撮影は、インドネシアのバリ島で行われたそうですね。バリ島にはどんなイメージがありましたか?

最初、バリ島がどんなところかイメージが湧かなかったんですけど、調べてみたら、すごくキレイで。バリ島に行けるのが、撮影前からすごく楽しみでした。バリ島では3つのエリアに行ったので、いろんな写真が撮れました。どの写真が一番好きとか、どの衣装が一番お気に入りとか選べないくらい、撮影した写真全部が大好きです。