AKB48の60thシングル「久しぶりのリップグロス」で初の単独センターを務め、モデルとしても活躍している千葉恵里。1月16日には1st写真集『エリンギ』(玄光社)を発売する。目覚ましい飛躍を見せている千葉にインタビューし、初写真集やグループの現状、今後について話を聞いた。

  • AKB48の千葉恵里

――写真集の舞台として岡山県を選んだ理由を教えてください。

日本一大きい駄菓子屋に行きたくて岡山県に行きました。ずっと行きたくて、この写真集の企画が決まる前から、ファンの方にもずっと「行きたい行きたい!」と言っていました。

――実際行ってみていかがでしたか?

倉庫みたいに大きくてテンションが爆上がりしました。梅干しの細長いシートみたいなやつを7000円分くらい箱買いしましたが、妹たちにもあげたので秒でなくなりました(笑)。東京に帰る前にフリーの時間をもらって、その時間を延長してギリギリまで粘って楽しんで、スマホでオフショットを撮るのも忘れちゃいました。駄菓子屋の風景は写真集でしか見られないので見ていただきたいです。

――ほかに今回の撮影で実現できてうれしかったことは?

AKB48の「High School days」という曲で、プールに飛び込むところを描写した歌詞と、ホースを指でギュッとつまんで水をまく様子の歌詞があるのですが、それに沿ったことがしたくて、制服でプールに飛び込んだり、制服で水をまいたりしました。

――ザ・青春ですね。

学生時代になかなか味わえなかった私の理想の青春をこの一冊に詰め込みました。

――撮影に向けて体づくりはしましたか?

腹筋や食事制限は苦手なので一切してないです。ダンスのレッスンなど日頃のルーティンだけです。夜6時以降食べないようにすることは意識していましたが、おいしいものは我慢できないのでたくさん食べてしまいました(笑)

――好きなものというのは?

一蘭です(即答)。一蘭とクリスピードーナツが大好物で、ひたすら食べていました。あの二つはハマると危ないですね。炭水化物パーティーです(笑)

――「歯を出して笑うのが苦手」とコメントされていましたが、昔からですか?

昔からですね。口元がコンプレックスでした。最近は歯列矯正を始めて、動画では歯を出して笑うようになりましたが、自撮りや静止画になるとすごく苦手です。でも写真集は本当に楽しくて、素の自分を撮っていただいたので、私のレアな歯がたくさん見られます。ファンの方からリクエストされることも多いので、この写真集でぜひ見てほしいです。

  • 千葉恵里1st写真集『エリンギ』(玄光社) 撮影:細居幸次郎

――どうやったら、静止画で自分から自信をもって笑顔を出せるようになると思いますか?

お話しながら撮影したら、話していて楽しいときに自然な表情がつくれるかなと思います。会話中の自然な流れであれば歯を出して笑えます。静止画で何年も歯を出して笑ってこなかったので、歯を出した笑い方がわからないんです。でも歯列矯正で歯並びはよくなってきているので、完成したら歯を出してにっこり笑いたいです。

――ほかに、今回の撮影で成長したことや学びはありましたか?

私、バストアップは大丈夫なんですけど、全身写真になると立ち方に迷って同じようなポーズになってしまうのが課題で、難しいなと思っています。今回は全身写真を撮るときにカメラマンさんがたくさんアドバイスしてくださり、全身写真でもいろんなバリエーションの私を見ることができます。