俳優の眞栄田郷敦が主演を務める、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の場面写真が7日、公開された。
同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田郷敦)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。好きなことに出会えた高揚感、その先に訪れる葛藤をもリアルに描いている。
■映画『ブルーピリオド』新場面写真&公式Photo Book発売決定
今回公開されたのは、主人公・八虎田(眞栄田)、八虎の同級生のユカちゃんこと鮎川龍二(高橋文哉)、八虎の最大のライバルとなる高橋世田介(板垣李光人)の姿を切り取った新場面写真。
ユカちゃん役を演じたのは、現在公開中の映画『からかい上手の高木さん』に出演するなど、今飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する高橋。八虎とは中学時代からの同級生だが犬猿の仲で、八虎が美術部に入るきっかけに。八虎はユカちゃんの言葉に度々勇気付けられることになる。その女性的な容姿を含め、原作ファンからの人気も高いユカちゃんだが、高橋は演じるにあたり、8キロの減量と脱毛に挑んだそう。
また、八虎の最大のライバルとなる天才・高橋世田介を演じたのは、板垣。自身もデジタルアートの作品を手掛けている板垣は「高橋世田介というキャラクターにも共感する部分が多かったため、とても運命に感じております」とコメントしている。
そして、同作の公式Photo Bookが7月31日に発売決定。制作秘話やオフショット、眞栄田と高橋、板垣の撮り下ろし&スペシャルインタビューや、萩原健太郎監督、原作者・山口つばさ氏のインタビューが掲載されるほか、山口氏描き下ろし漫画も収録。コンプリート感のある一冊となっている。
(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
【編集部MEMO】
『ブルーピリオド』原作は2017年6月より月刊アフタヌーンで連載され、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネート、「マンガ大賞2020」を受賞。アニメ版も好評を博し、舞台化もされている。